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自分中心に生きていい

はじめに(いつも書いてること)

このnoteでは、「仕事でも私生活でも心をラクにする(ワークライフハック)」をテーマに文章を書いています。

※「ラクする」というのは、「心身に苦痛などがなく快く安らかに過ごす」という意味で使っている言葉であり、シンプルに「サボる」という意味ではありません。

今回の内容

「組織をどうするか?」を考える前に、「組織の中で自分がどう生きるか?」を考えたらいい。

その結果として、組織がどうなるかに視点を向けたらいい。

「組織を良くしたい」というのは素晴らしい想いだけど、「なんでこの組織にいるの?」と問われたら答えられないのは良くない。

もっと自分の人生を生きていい。

養老孟司さんの動画を観て、『自分に視点を向ける大切さ』を噛み締めてました。

「どんな視点で『仕事』を捉えてる?」って、キャリア観点で話す際には、目の前にいる人にこの問いを立てています。

僕なりに、考えがあります。

それがこのスライド。

日々の行動の裏には目標があり
目標の裏には役割・使命があり
役割・使命の裏には仕事ビジョンがあり
仕事ビジョンの裏には人生ビジョンがあり
人生ビジョンの裏には人生理念がある
→この意識で生きると自分の人生を生きられる

組織に勤めている身であれば、「『与えられるもの』と『自分で決めるもの』の線引きはできていますか?」っていう問いも立てます(上記のスライドに記載されてること)。

そして、「その線引きしたものを埋める『意味づけ』が整理できてますか?」ってことも(上記のスライドに記載されてること)。

その線引きがごっちゃになってる人が多いはず。

「仕事ビジョン(仕事を通してなりたい姿)は、今の仕事を考慮して考えたらいいですか?」ってことを聞かれたこともありますけど、『仕事ビジョン』というのは、業界や職種、会社に関わらずに『仕事』をしている限り追い続けるものなので、『人生ビジョン』から逆算して考えないとダメです。

🔶どんな人生を送りたいかなぁ?
🔶そんな人生を送るために、仕事っていう手段を使ってどんな自分になる必要があるかなぁ?

こう考えてほしいです。

そうすれば、「それだったらこんな環境が自分には必要そうだな」と考えるようになり、自分がいるべき環境を探せるようになる。

そこからさらに大切なのが、上述した「『与えられるもの』と『自分で決めるもの』をどう繋げていきますか?」ってこと。

組織に勤める身であれば、組織の中で役割が与えられているはずです(組織の一員であれば、役割は必ず存在しますから)。

「えっ、自分の役割わからない」という人がいたら、上司や先輩に聞いてみてください(上司や先輩もわからないなら、その組織にはいない方がいいかもしれません)。

『役割』には、「その役割の人がやらなければならないこと、やるべきこと」という意味合いの『使命』があるはずです。

使命と目標を同義にしている場合もあるでしょうが、それはそれで問題ありません。

使命を果たすためには今の自分のままではダメで、自己研鑽したり自己啓発したりして、成長していく必要があるはずなんです。

じゃなかったら、完全なるコンフォートゾーンなので、その人の成長のためにもラーニングゾーンの役割を掴みに行った方が良いです。

※コンフォートゾーンとラーニングゾーンの説明

ラーニングゾーンにいることを前提に話を進めると、使命を果たすためには今の自分との間にギャップがあるはずなので、それが自身の伸び代になります。

その伸び代の部分が、自分の仕事ビジョンと結びつけられるかが大事で、これが働きがいを創出する一つのキーポイントになってきます。

これこそまさに、「『与えられるもの』と『自分で決めるもの』をどう繋げていきますか?」という問いに対する回答に繋がるんです。

そこが結びつかないと、「何のためにこの環境でこの仕事をやってるか?」という問いに、自分事で答えられないということになってしまうから。

日々の行動の裏には目標があり
目標の裏には役割・使命があり
役割・使命の裏には仕事ビジョンがあり
仕事ビジョンの裏には人生ビジョンがあり
人生ビジョンの裏には人生理念がある
→この意識で生きると自分の人生を生きられる

上に書いたことを僕自身も意識しながら考えながら、「この人との利害関係を置いておいて、将来的に一緒に仕事をするってなった時に、ワクワクするかどうか?」ということを頭に入れて日々を過ごしています。

言い換えると、「同じ志を持つ仲間かどうか?」を考えるということです。

同じ組織にいたとしても「この人とは組織を離れたら一緒に仕事をすることはないだろうな」という人もいますし、違う組織にいたとしても「この人とはこれから先一緒に仕事をしていくことになるだろうな」という人もいます。

仕事をしていく中で、ブレてる人との関わりもあって然るべきだと思っています。

もちろん、同じ志を持つ仲間とだけ仕事をすることが理想ではありますが、組織に勤めていればいろいろな人がいるわけですから、組織の理念にお互いが共感していても、パーソナルなところでは志が違うベクトルを向いてる可能性だってあります。

そういう時に必要なのが、自分自身でブレない自分を確立させておくこと。

日々の行動の裏には目標があり
目標の裏には役割・使命があり
役割・使命の裏には仕事ビジョンがあり
仕事ビジョンの裏には人生ビジョンがあり
人生ビジョンの裏には人生理念がある
→この意識で生きると自分の人生を生きられる

これを確立できていれば、仕事に対して自分なりの意味づけをできるので、ブレてる人が身近にいたとしても、関係なくなるんです。

アンガーマネジメント的に考えると、相手の言動は『コントロールできないもの』として考え、起こってる事象が『自分の人生にとって重要なこと』なのだとしたら、むやみやたらに怒るのではなく、『変えられないを受け入れて現実的な選択肢』を探して行動し、『自分の人生にとって重要でないこと』なのだとしたら、『放っておく/関わらない』という行動をすれば良いだけ。

このnoteに書いたことを着実にやれば、「生きやすい」と思える状態に少しでも近づくはずです。

感謝

今回も、読んでいただきありがとうございました。

他のnoteも読んでいただけると嬉しいです。


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