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【3Dプリンタ】マイプロテイン専用スクープ作りました

今回、マイプロテインのBCAA専用スクープを作りました。

とても簡易なものなのですが、これを作ってからだいぶ便利になったので、背景など含めて書きたいと思います。


なぜBCAA専用スクープを作ったか

私はマイプロテインでプロテインとBCAAを定期的に購入しています。

そしてBCAAのスクープが不便すぎるなとずっと思っていました。

私が不満に思ったところは以下の2点です。


1.手が汚れる

BCAAをすくい出すため、手を袋の中に手を突っ込むと、袋内面に付着した粉(BCAA) が手にめちゃくちゃ付着します。

BCAA汚れ

こんな感じで、手が真っ白になります。

プロテインはそんなに手に付着しないのですが、BCAAは成分の問題なのか、手を入れるとどうしても粉が付いてしまいます。

それなので、BCAAをすくうたびに手を洗う手間と、BCAAを流し捨ててしまうのを何とかしたいと思いました。


2.スクープが小さすぎる

これも大きな問題でした。

マイプロテインのBCAAは、付属のスクープ(以下)で2杯で5g。

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その5gを250~300mlの液体(水,ジュース)に入れることを推奨してます。

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この600mlのボトルに水を750ml入れる想定ですと、約4スクープほどが推奨されています。

私はマイプロテインの600mlのボトルを使っております。

そのため、最大3~4杯を袋に手を入れ、BCAAをすくい出す作業が必要でとても面倒です。

プロテインは、大きなスクープが用意されているため、1スクープで十分なのですが、さすがに4スクープは面倒です。


どのようなものを作ったか?

完成品

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以下の手順でスクープを作りました。

1.仕様の洗い出し

どんなスクープを作るかについて考え、以下を満足する仕様に決めました。


・1スクープで600ml対応

今まで面倒であった4スクープを1スクープで済むようにサイズを大きくしました。

サイズは、600ml向けにBCAA10gになるように設計しました。


・手が汚れない工夫

手でつかむ個所のストロークを長く、且つひっかけ構造にしました。

まずストロークが長いことで、物理的に手を袋の奥まで入れなくても済むようにしました。

またひっかけ構造を作ることで、スクープが汚れることを極力なくせるようにしました。

このように引っかけてしまえます。

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・軽量と剛性の両立

スクープはできるだけ小さく、軽くしたいなと思う一方で、ストロークが長くなっているため、粉をすくう際の剛性の低下が懸念されました。

(剛性がないと粉をすくう際にスクープが曲がり、使い勝手が悪くなります)

その辺も考慮したリブ構造をつけています。


2.設計

Fusion360で設計しました。

無料期間もあるため使っている人は多いはずです。


3.成形

QIDI社のX-makerを使用しました。

型番は異なりますが、こんなやつです。


QIDI社は英語での連絡が必要ですが、カスタマーサポートがしっかりしていて、こちらからの質問に対して24h以内にレスポンスしてくれます。


最後に

日本国内にはマイプロテインを購入しているとレイニーはたくさんいると思います。

そしてその多くの人がBCAAの極小スクープに不満があるのではないでしょうか?

もし需要があるようでしたら、もう少しスタイリッシュにして、BASEで販売しようかなと思っています。


ここまで読んでいただきありがとうございます。

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