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隣で寝てたはずのあなたを思って冬の陽だまりで歌う詩

一緒に

こうやって一緒に寝るの、好き
呟いた暗い部屋で
そっと手を握ってくれたの
とても嬉しかった

一緒に

あのね一緒にいられない夜も
さみしいかなぁなんて
あなたの温もりが欲しくなって
暗闇に手を伸ばすの


冬の夜はどうしてこんな気持ちになるんだろ

空気が冷たい季節になって
さむいさむいな
冷たい床が素足に痛くて
眠たい眠たいな
こんな夜は
あなたがそばにいてほしい

なんて、言わないけど


夜が明けてしまえば
色のない世界が少しだけ色付くから


おひさまだけが、ぽかぽかしてる
空が青いの
光が優しいの
お昼寝したくなるくらい
そこだけ、ふわりとあったかいの

私の瞳は今、あったかいだけの光を映してる
あなた今、その瞳に何を映しているかな


あなた冬のおひさまみたい
短い時間でいいから
そっと、やさしく、そこにあってくれるだけで
多分救われてしまう人がいるから

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