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在宅ワークで起こる波

 みなさんの職場は,、在宅ワークを推奨してますか?いまは緊急事態宣言の只中、在宅ワークをされている方も多いのではないでしょうか。ここで一つお伝えしておきたいことがあります。

 緊急事態宣言が終了し、出社率が増えるときに気をつけておいてほしい。環境の変化から、ストレスがたまり、メンタル不調になる方が増えるおそれがあるのだ。

 前回の緊急事態宣言は、2020年4月7日から5月31日までなされた。実は私の周りの現場では、緊急事態宣言中ではなく、緊急事態宣言が明けてから、不調者が増えたのだ。もちろん、私の周りの現場に限られたことであって、他はどうかはわからない。

 前回の緊急事態宣言中は、緊張感があった。そのために、少々業務を先延ばしにしても、自宅待機を優先する。もしくは、在宅ワークの環境を整える方向に注力されたように思う。一方で、在宅ワークはなかなか集中できない。やっぱり自宅は緩んでしまう。ダラダラ感が否めない。そんな意見もおおくあった。

 仕事って、やっぱり緊張感のある場を共有する感覚が大切になってくる。ベテラン勢は自分のスタイルが身についているので、周りに影響されることが少ないが、若い人達、特に20代の方たちへは、方向性を明示してくれる、指導者の存在が必要になる。zoomやteamsでも業務の伝達そのものは伝わるが、ネットワークを繋いでいない間の、場の共有がなされていないので、空気感が伝わっていなかったりする。

 そして、緊急事態宣言が明けた6月から、滞っていた業務が、急に進みだした。緊急事態宣言中、在宅ワークで感覚が緩んでいた人たちは、取り残された感が否めず、しんどくなってしまう。20代の人たちの、職場とのつながりの薄さが、さらに露呈した形となっていく。

 今回の緊急事態宣言は、前回と同質ではない。2回目であることからもみんなある程度慣れている。しかし、いずれ緊急事態宣言は明ける。

 だからこそ、緊急事態宣言が明けてからも、緩やかに環境の変化に適応していく必要がある。環境の変化は気持ちの上で、ストレスに感じやすいよ~ってことを自覚しながら進んでいこうね。

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