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国を追われるって・・・

今、同じ地球上で、大きな戦争が起こっている。

国破れて山河あり。有名な漢詩である。戦争を体験した後の、心情を歌にしたものである。国を追われるって、どのような気持ちだろうか。自分の故郷に戻れる保証もない。


日本も、80年前大きな戦争を経験している。

例えば、養老孟司先生。多くの著書にも書かれているように、第2次世界大戦後、大人たちが急に考え方が変わった。兵隊さんを大切にし、忌み嫌っていた米国と急に親しくなっていった。そこから養老先生は、多くを考えるようになり、今に至る。

私自身も、祖父母から戦争の話はよく聞いていた。平和のありがたさをよく聞かされた。家も、家族も、仕事も、すべてが一変してしまい、焼け野原になる。日々空を眺めながら、おびえるしかない生活。

今でもyoutubeを検索すれば、当時の日本の状況を多く見させてくれるし、戦争の生々しい形跡は、街中の古い建物などにのこっている。一番有名なのが原爆ドームだろう。

だからこそ、今起こっている戦争の不毛さを感じられてならない。しかし、みんなわかっているのに止まらない、止められなかったということだろう。

人の認知の暴走のすさまじさを、改めて認識させられる。



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