ライターが納品前に改めてチェックしたいポイント5つ
さまざまなライターの原稿チェックをしてきたのと、自身でも書いてきたので、それを踏まえて納品前にチェックしておきたいポイントをまとめました!
〇誤字脱字
なんだ・・!というほど当たり前のことなのですが、チェックすると結構あるあるです。
たとえば、
「」 のはずが 「] になっていたり、
読点の一部だけなぜか
、 ではなく , になってしまっていたり、
文字のフォントが一部だけ違っていたり。
本文に誤字脱字がないのはもちろんですが、何度も本文を読み返していると、意外とこれらは見落としがちです。
また、インタビューの場合、対象者の氏名や肩書は何度確認してもいいぐらいです。
斎藤さん、齋藤さん、斉藤さん・・名刺と同じものを。
〇漢字、ひらがなが揃っていない
クライアントによってNHKや共同通信などの用字用語辞典を使っており、指定があることもありますが、特に指定なしのところも多いです。
とはいえ、最低限自分が納品する原稿の中では何を漢字にして何をひらがなにするかは揃えたいところ。
・子ども、子供
・わたし、私
・~してください、~して下さい
・めざす、目指す
などなど
〇文章のクセが強め
ライターによってクセは出るものなので、ある程度は許容範囲だと思いますが、クセ丸出しになっていると少々はずかしいです。
たとえば、
インタビュー記事で話し手の語尾に必ず●●●●ですね。と「ね」が不自然なほど多く付いている。
「!」が多い、など。
〇読点が多い
これもあるあるです。
PCで文章を作成するともれなく「、」が多くなります。(これ、何でですかね?)
書いた本人は気づかなくても、原稿を開いた瞬間に「あ、読点が多いな」とパッと見でわかるものもあるほどです。
〇私は勉強するために、駅前のカフェに行きました。
〇私は、勉強するために、駅前のカフェに、行きました。
少々大げさですがこんな感じです。
不安なときや紙媒体用の文章の場合は、実際に印刷して確認してみると発見があると思います。長文のときは特に気を付けたいです。
〇余計な要素が排除されていない
文字数が決まっているときに起こりがちなのが、文章の流れを邪魔する余計なエピソードが入ってしまっていること。
こういうときは思い切って削除してしまった方がいいです。
文字数の調整は、他の段落や他の必要なエピソードに厚みを持たせれば解決します。
思い切って削除しないと文章が破綻するのと、後から結局指摘が来て修正になるか、次の依頼の有無に影響します。
その他いろいろありますが、最低限このぐらいは見直したいなと思います。皆さん、ご自分なりのチェックポイントがあるとは思いますが、何かのご参考になれば嬉しいです!
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