-人間だから当然「モチベが低い」時が必ずある-

仕事や勉強、どんな人間でもモチベーションが高い時、低い時があると思います。このモチベは、その時の自分のコンディションや感情によって大きく左右されてきます。

当然人間ですから感情には緩急があります。普段の日常生活の出来事、未来への不安など様々です。しかしその影響でモチベが下がってしまい「やるべき事」ができず、

「はあ、今日も自分全然ダメだったなあ」

と落ち込んでしまい更にモチベが下がり、もっとやらなくなるという負のループに陥る方はたくさん居るのです。

人間の思考は殆どが「今」ではなく、過去や未来のことばかり考える生き物です。なのでモチベが上がらず行動できなかった事を後悔するのではなく（過去の話）、どうすれば明日「モチベを上げて行動できるか」など、積極的に改善していかなければ一生前に進歩する事はありません。

この「改善する」という事に関しては、過去に書いた私の記事にある「PDRサイクル」が参考になるので是非読んで見て下さい。

モチベが無い時があるのは人間だから当たり前。そこで如何に悲観的にならずに、自分の行動に「改善」を施していくのかが大事なのです。

ここからはそんなモチベが無い時も扱える、簡単なテクニックを二つご紹介します。

-5秒ルールを用いる-

人間は最初から「高いモチベーション」を持ち合わせているのではありません。例え「今日はやるぞ！」と息込んでいても、それは事前に何かしらの「モチベを引き出すトリガー」の存在があったと思われます。
例えばテストで高得点を取るなど、何かしらの成功体験の後は気分が絶好調で、その後のモチベも高かったりしますよね？。この感覚が大事になります。

そこで私達はモチベーションが低い時に、如何にこの状態に持っていくのかが重要となるのです。ご紹介する「5秒ルール」は、この状態に近づけていく為の簡単なテクニックとなります。

-方法-

○モチベーションが低い時に問わず、何かしらの行動する時に☆印を実行してみて下さい。

⭐︎心の中でも声に出してでも良いので、1..2..3..4..5と数字を数えます。この数字を数えている時間内に、やるべき事をどっからでも良いので手を付けます

たったこれだけの事です。
この5秒という設定にも理由があります。これはたった5秒間であれば、「やりたくないな」「面倒だな」などの余計な思考が浮かぶ前に、すぐ「行動」に繋げる事ができるからです。「余計な事考える前にさっさと行動しろ！」というのがこのテクニックです。

どうしてもモチベが湧かない時は、「5秒」数えてながら勢いに任せて行動してみよう。

-ハードルの低いタスクや勉強から始める-

私は朝に頭を使う作業、例えば考えたり、クリエイティブな作業をするのがとても苦手です。起きて数時間は「脳がスッキリしてるから頭を使う作業をやろう」とよく言われますが、私にとって眠くてそれどころじゃありません。考えるにも頭が働かず二度寝など、結局早起きしても無駄な時間を過ごしていました。

そこでとことんハードルを下げて、作業に取り掛かるという自分ルールを作ってみました。

例えば「朝から考える作業をしたくない！」という性格なので、とことん頭を使わない「受動的」な勉強やタスクを行うようにしました。勉強であれば聞き流せるような緩い講義動画であったり、タスクであれば頭を使わない作業に絞ってみるといった形です。
私たち人間は、脳に急激な負荷が掛かるとモチベーションが下がってしまうだけでなく、その行動自体が億劫になってしまう傾向があります。そこで上記のようにとことんハードルを下げ、自分に優しくしていくのが大事なのです。

やる事のハードルをとことん下げて、まず行動する事を第一に掲げてみよう。

-前編まとめ-

これまでお読み頂いた方には、「モチベは誰にでも下がる時があるのだ」「モチベを保つには先天的な能力が必要では無い」事が理解して頂けたと思います。個人差はありますが、運動の時にアップするのと同様、モチベーションも行動する事で徐々に高まってきます。

その為にはまず「最初の行動」をとる事が大事なのです。上記の2つのテクニックは、この最初の行動を取るために「とことんハードルを下げ」「勢いに任せて行動する」為の手法です。是非試してみて下さい。

この記事は「仕事や勉強のモチベを上げる方法」の前編になります。関連記事を今後2本投稿する予定なので、是非よろしければアカウントのフォローをして頂けると嬉しいです。

以上。お読み頂きありがとうございました。
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