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【最終回】こっそり返歌

とうとう十六夜杯勝手にプレ企画
こっそり返歌、最終回です。

記事を出してすぐに
返歌を投稿してくださるかたも
嬉しかった。

水曜日から金曜日にかけて
ご参加くださるかたも嬉しかった。

私への返歌ではないのですが
毎回コメントに行くのが楽しみでした。


元歌に愛をあつめて5週間
寄せられたのは歌だけでなし

今回の元歌もとても素敵です。
はじめてのかたも大歓迎😊

コメント欄に
短歌でお返事をお待ちしています✨

元歌①

恋心男心は月光で女心は秋の空らし

返歌

やはらかな月の光につつまれて
波間にあそぶ吾がこころなり

沙々良まど夏


月光も秋の空とも歌につれ
恋することの読めぬごとしも

つる


月光が 揺れる足もと 照らす時
照らされぬように 影に隠れて

しろくまきりん


気まぐれに気持ち移ろう吾なれど
月の光は全てをくる

みゆ


Light is 季節任せか風任せ
Moonlightもケセラセラかな

山根あきら


今日もまた風に吹かれて君と僕
かけがえのない今この時よ

春~と共に🌸


ふわふわと漂う心は羊雲
ここまで私を連れに来て

大橋ちよ


気まぐれな君を見守らんとすれば
月も満ち欠け夜も眠れず

友音


星月夜たとえ姿が見えずとも
君と歩けば光あふるる

rira


変化する月相のごと恋心
今宵は何処に月宿るらむ

十六夜


月光の寂しさにじむ二人にも
やがて来る朝ともに目覚めて

これでも母


秋風は色付く木々をざわめかす
凍てつく前に帰りましょうぞ

夕凪遙


秋空に心託するの人の
気持ちを知りてほんのり嬉し

吉田みゆ


盈月えいげつのようなあなたへうっとりと
書くラブレター便箋二枚

ゆず


上澄みの空模様なる虹色は
あなたからなる全て深層

月子


月光は胸に染み入る色温度
女心は階調に似て

のんちゃ


秋空は変わりやすしと言ふけれど
月が照らすは吾だけでなく

のんちゃ


つかんでもつかみきれない雲のよう
私の恋はいつもいつでも

ふぅ。


月光は闇夜を照らす父となり
母なる空は雲を見守る

てまり


恋をしたこころが叫ぶ赤のまんまで
10年後もその先も君を

とのむらのりこ


秋の空月の残りの欠片あり
この気持ちにも小さな欠片

おはようよねちゃん


元歌②

雲満ちて零れくるもの思い出を数えるような今朝の雨粒

返歌

今日だけは濡れていこうか秋微雨あきこさめ
雲に預けた利息を浴びて

沙々良まど夏

見上げれば 見えぬと涙が 頬つたり
小さな雨粒 そのせいにして

しろくまきりん


君想ふ涙溢れて空見上げ
追憶の雨優しく濡らす

みゆ

雨涙 H two O 変わらない
粒が集ひて光作らむ

山根あきら

その雨は空の上からぽつぽつと
きっと優しく君の心に

春と共に🌸


雨音に記憶の扉ノックされ
ふわりと香るあの日のあなた

大橋ちよ


想い出を感じていたい傘の縁
雫ひと粒頬滑り落ち

友音


雨粒に濡れしこの世は美しく
生きとし生けるもの皆愛し

てまり


雨の日はあなたのことを思い出す
傘をさしてね濡れたら拭くのよ

リコット


雨粒のひとつひとつのさやけきを 
溢れ落つまま駆け抜ける夕

rira


降りしきる思い出やさしく小夜時雨
数えてみれば暁月夜あかときづくよ

十六夜


今朝のきみ「さよなら」の声くぐもって
零れるナミダ隠し「サヨナラ」

これでも母


目玉焼き僕好みだと君笑めば
雨も止みたり太陽トロリ

夕凪遙


この空に思い出残し伝え行き
雨粒ひとつ君の涙か

吉田みゆ


霽月せいげつのぼんやりとした美しさ
知らんぷりする君の横顔

ゆず


キラキラと潤い満ちる木の葉先
雨からこぼれ落ちた思い出

月子


なぜ水は形を変へて巡るのか
其の一粒の記憶を思ふ

のんちゃ


ドロドロの私の全て流すよに
ドンドン降れよ冷たい雨よ

ふぅ。


やりきれぬ過去に向き合い今朝の秋
信じてくれた君と ずっといる

とのむらのりこ


傘さして受け止めてみる雨粒の
音に癒され歩いてく今日

おはようよねちゃん



今週の元歌はこちらのお二方✨


十六夜杯は25日投稿開始です🌕


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