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2023.05.21 春の野草観察会&天ぷらヨモギうどん

とうとう始まりました、2023年度のブンダバー!
本日は香美町のけびの大池キャンプ場にお邪魔して野草観察会です。講師は岸本文枝さん。

けびの植物の達人!岸本文枝さん

まずは皆さんで散策。スイバやニガナをかじってみたり、クロモジの匂いをかいだり、五感をしっかり使った観察会。

酸っぱーいスイバ
カキドオシ
上品な香りのクロモジ
ちょうちょ見つけたよ!

袋にモリモリ野草を摘んだら、今度はみんなでヨモギうどん作り。

天ぷら足りるかな〜?
みんなでわけわけ

粉と水と塩と摘みたてのヨモギを、ジップロックでまぜまぜふみふみ。

ふみふみ

おーっと、子ども達の姿が1人、また1人と消えていって、ふみふみしているのは親御さんだけに!!

1人、また1人と子どもたちが消えていきます…

子どもたちー!どこへ?

森の中へ消えていく子どもたち

「ハンミョウ見つけたーーーー!」ニワハンミョウやチョウを片手に次々に子ども達が山から駆け下りてきます。楽しそうでなにより。

ニワハンミョウとキクラゲ見つけた!

スタッフ松岡がゴールデンウィークに香川までうどん研究に行った甲斐あって、皆さんとっても美味しいうどんと、文枝さんが揚げてくださったサクサクの野草天ぷらに舌鼓を打っております。

ゴールデンウィークには香川へうどん研究に行った研究熱心なスタッフ
野草の天ぷら
細ーく切ってね!
完成!

今回の観察会でこんな場面がありました。
「これはツタウルシといってね、触るとかぶれるからね!」と文枝さんが言うと、みんな真剣に葉っぱの形を見て覚えようとしています。

ツタウルシ

今の社会では、子どもたちの安全のためと、危険なものを子どもに触れさせないようにと遠ざけてしまうことがあります。勿論それが必要な時もあります。一方で、それでは子どもたちは自分で自分の身を守ることができなくなってしまうのではないでしょうか。ツタウルシは危険だからと大人が先回りして取り除くのではなく、これは危険だという知識を与えてあげる。ブンダバーでは、子ども達が自然体験の中で自分で危険から身を守る力を身につけてもらえるよう、今後も取り組んでいけたらと考えています。
ということで、今年も一年宜しくお願い致します。

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