ロッテルダム国際映画祭 8日目
今日はこっちに来て、初めてのオフ。
昼間に映画を観たりしました。
映画祭で上映されている世界各国のあらゆる映画を監督権限でタダで観れるという最強のパスを持っているのだふはははは!
朝に少し街ブラをしまして。
割とフィルムカメラの方で撮ったので写真はほとんど手元に無いですが、やっぱりヨーロッパの街並みは綺麗ですね〜。
ロッテルダムは第二次世界大戦で焼けちゃったので、街の施策として復元するよりも近代的な建物を作ることに舵を切ったそうです。
それでも、旧市街地というのは残っていて、今日はその辺りをぶらついて来ました。
太陽が出てなかったので、今度また光が入った時にまた撮りたいなぁ。
さて。
日本では一足先に2月に入ったと思います。
こちらも今しがた2月になりました。
明日からはフローニンゲンに移動です(1泊2日)
そして、2月2日はコンペティション部門の授賞式が行われます。
僕たちのタイガーコンペティション部門、そして、ビッグスクリーン部門の受賞者が発表され表彰される式典です。
僕たちの部門は14作品がノミネートされており、この中から1作品だけグランプリ(タイガーアワード)が選ばれます。
この一週間こっちで生活していて、初めましての方とお話しする時に大体
「どの作品の監督ですか?どの部門ですか?」
と聞かれるので
「タイガーコンペティション長編です」
と言うと
「Wow! Congratulations!」
と言ってくれます。
メインコンペということですから、この部門に選んで頂いた事が本当に誇らしくて、選んで下さってありがとうございますと、いつもそういう気持ちになります。
キャスト達も街で「Rei観たよ!」って声をかけてもらっているそうで、それを聞くと嬉しいんですよね。
で、もうずっと落ち着きません 笑
選ばれる作品は事前に打診されたりするって聞いたりもしましたが
全くねぇ 笑
なんだよちくそうちくそう。
それでも、グランプリ頂いて帰る気満々な俺たちなのが笑えるよね。
「グランプリ後のパーティで食べるご飯の仕込みするね♬」ってみんな俺に言ってくるくらいだから陽気だよチーム莉の対は。
評価の基準は様々だと思います。単純にお客さんの反応が良いだとか、クオリティが高いだとか、そういうものだけでは判断されない複雑な部門です。
作品に込められたイデオロギーや、芸術性、監督の知見や将来性など多岐に渡るのだと思います。
沢山お祈りもしましたし
ベストは尽くして来ました。
もう天命を待ちましょう!
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