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ラスパルマス・デ・グランカナリア国際映画祭 3日目



終わったーーー!!!




今日はラスパルマスに来て一番忙しい一日でした。


朝一からホテルで猛烈に仕事をして、筋トレして、映画館の近くでプレスカンファレンス行って、フォトセッションがあって、そのあと一旦ホテルに帰ってきて仕事して、再び映画館に戻り同じ部門にノミネートされている最注目映画を観て、夜に『莉の対』上映とQ&Aがありました。


プレスカンファレンスにて


実は朝から莉の対のプレミア上映があったのですが、僕はプレスカンファレンスがあって見に行けず。

夜の部を楽しみにしていました。



ちょうど良い大きさのスクリーンでした


この旅で二度目の『莉の対』鑑賞。


コロンビアで賑やかな上映を経験したばかりなので、今日の客席はとても静かで(日本では当たり前ですが笑)大丈夫かな?って逆にドキドキしていました。

それでも、オランダやコロンビアと同じ箇所で客席からのリアクションがあったりして、それらのシーンはやっぱり強いですね。日本での反応も楽しみです。恐らく何も反応がないでしょうけど笑

僕は舞台をやっていて、お客様の反応の大小を日々感じています。もちろん反応が大きい方が役者は気持ち良いです。でも、反応の大きさとお客様の満足度は必ずしも比例しないとも思っていて。全然反応が薄いお客様の日でも驚くほど終わった後の感想が良かったりすることは、ままあるんです。だから、「今日のお客さんはあんまり反応ないけど、じっくり観てくれてるんだな」って思うようにしています。

終わった後、皆さんから様々なあたたかい声をかけて頂きました。何度味わっても、泣きそうになります。

僕は今回一人だから、余計心細いんでしょうね。客席で皆さんの反応を3時間知覚過敏状態で感じながら観ていて、その後に優しい言葉をもらうと、グッときます。

この上映回じゃない時に莉の対を観た方々からも本当に好意的な意見を頂いています。

僕が今日観た、今回の映画祭で最注目されている作品は80分です。莉の対は190分です。80分でも十分素晴らしい映画があるのに、その映画二本分以上の時間をかけて観て下さっているのだから、どれだけ感謝しても足りません。





さすがに終わるとホッとしてか、

どっと疲れがでてきました。

ベッドにころりしております。



今日ね、日本からグッドニュースが届きました。

これは嬉しかった。

僕が不在の間、日本にいる制作部が日夜頑張ってくれています。

たった2人で始めた莉の対。今は4人になりました。

だけど、まだ4人よ。

されど4人。

いつかこの4人で嬉し涙を流す日が来て欲しいなと思うのです。



そして

イタリアからもグッドニュースが届きました。

こちらはまだ全くどうなるか分からないけど、コロンビアで出会ったイタリア人監督からの連絡だ。

僕が道に迷ってたら、同じく道に迷っていたイタリア人。

一緒に目的の場所まで歩いて行っただけの仲だけど、こういう細っそい繋がりでも実を結ぶ事があるから、人生分からないよね。




という事で、これで僕の映画祭での仕事は全て終了しました!!

残すは授賞式のみ。

莉の対の上映は映画祭最終日にもう一度ありますが、僕は飛行機に乗らないといけないのでそちらには出席できません。

こっちにきてまともに観光もできていなかったので、残りの二日間は、半分は日本からの仕事をやりながら過ごして、半分は観光したり映画観たりします。



最後までこの最高のアイランドを楽しむぞ!!

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