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嫌われたくない。はワガママ

失敗として謝らなければいけないこと。
自分は誰からも愛されたいという感情を持っていた。
嫌われたくないから「叱らない」ということは別のこと。

子供には愛をもって叱る。
何故、部下にはできないのか。

そこには本当の意味での信じる、愛が無かったからだろう。
厳密に言うと、叱ったら嫌われる。
離れてしまう。
そんな自己防衛心によるもの。

これって
自分を愛して!って言ってるようなもの。
自分のエゴであり、我儘。

本当の意味で慕われるようにならなければいけない。

叱っても付いてきてくれるのは、相手への愛情、信頼があるから。
自分を愛して!ではない。
相手を本当に信じることが、慕われるに繋がるのだと思う。

私は、部下を本当に信じて仕事に取り組んでいたのだろうか。
任せるということに不安で、その不安から自分で仕事をしてしまい
部下の代わりにやっている自分を正当化していたのではないか。

自分は仕事を皆よりしている。
部下がオーバーワークになっているようなら自分が代わりにする。
部下よりも自分がやった方が早いし、
何かミスがあったとしても自分が叱られるから大丈夫。

部下に気を遣う。
上司に気を遣う。
会社に気を遣う。
嫌われないように。

その遠慮が、部下からすると「本心ではない」と
敢えて気遣いされるようになる。
部下は部下で、上司にもっと頼って欲しいと思っている。

自分が上司になった時、その気持ちをどこかに忘れてきた。

もっと我儘に、部下をちゃんと信じていれば
失敗しても部下は付いてきてくれる。

部下を本当に信じていれば、叱っても
感謝されることもある。

こんな普通のことが
8時間/日も共にしている部下達にできなかったことは
明らかに私の失敗である。

「ごめんなさい。」

こうやって記すことで、気持ちを改めるように
自分に言い聞かす。


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