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まだ途中だけど歴史の資料集を読んでいるみたいで面白い「百年の孤独」

叙事詩が好きな人は絶対好きなやつ。

ある人の人生で最も良かった本三選のうちの一冊で気になったので図書館で借りています。(残りの二冊は忘れちゃった)
また、「街とその不確かな壁」という本で彼のもう一つの代表作「コレラ時代の愛」が紹介されていて気になっていました。
生きていると、思わぬところで物事が結びつく事がありますね。


400ページ中の70ページほどしか読めていませんが、挫折の恐れがなく最後まで読み通せそうなので感想を書きました。

あらすじは

ホセ・アルカディオ・ブエンディアとウルスラ・イグアランを始祖とするブエンディア一族が蜃気楼の村マコンドを創設し、隆盛を迎えながらも、やがて滅亡するまでの100年間を舞台としている。

Wikipediaより

です。

錬金術に憑りつかれるホセ・アルカディオ・ブエンディアとそれに振り回されなが「」我流に生きるウルスラ・イグアランの夫婦がちょっと笑える。

ただ淡々と誰が何をして、何が起こったのかを綴った叙述的な内容。
一族の名前が覚えづらいが、最初のページの家系図を見ながら読んでいく。

彼の作風らしく、たまに幽霊などが登場し、現実と幻想の境目が曖昧となるところが不気味でした。


題名の通り、歴史の資料集を授業中に読んで不憫な偉人の話に没頭しているような感覚でした。
それと、過去に叙事詩にハマっていた私にはぴったりでした。

(去年、私は古代ギリシャの大叙事詩「イリアス」を読んでいました。)

特に盛り上がることはなくとも、人物名と行いが積み重なっていく、いつか年表を作ってみたくなりました。

早いうちに読み終わって感想文を書きたいです。



私の選んだ良本十五選もご覧下さい。


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