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成長ってなに?

何か新しいことにチャレンジしていると、
分からないことが、どんどん分かっていく気持ちよさがある。

日常の慣れた作業では得難い快感だ。


今日も新しいことが分かったぞ。
また一歩上達したぞ。

でもある時、
これまでの積み重ねが全部幻だったのではないか、と思わされる時がくる。
結局、何一つ分かってなんかいなくって、スタート地点から一歩も進んでないのではないか。

絶望的な気持ちになる。

ずいぶん努力をしてきたはずなのに、やってきたことはぜんぶ無駄だったのだろうか。

ここからが学びの第二段階目だ。

ある分野で学びを重ねていくと、技術や知識は高まるけど、どんどん近視眼的になっていく。

近視眼的になりすぎた眼を、一度遠くに離すために、絶望期はある。

学びとは、ワクワクと絶望を繰り返しながら、近視眼、遠視眼を行ったり来たりする作業なのだと思う。

近視眼から離してくれるのは、多くの場合人だ。
人と関わる中でワクワクし、絶望し、学び、成長していく。

1人で取り組んでいると、どこまでも近視眼に陥って、それでも先に進んでいると勘違いする。

自分を人目に触れさせておくのが大事だ。
自分を人目に触れさせて、かつ自分も人の目になろう。

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