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男と女の友情なんて最高じゃないかよ

「男女の友情ってあると思う?」って質問は人生で大抵の人は通り掛かる問いで、大抵がアルコールを体内がグルグル回っている状態で繰り広げられるので、その場で即興でYesかNoの意見をとりあえず答えることが多いし、きっとその回答は気分や場面によって変わっていると思う。
こんな問いをするのは大体女性で、たぶん大切に思っていた男性が急にオスになってきた経験でもしたことがあるんだろう。そんな匂いを嗅ぎつけたオスがさらにこの質問でNoと意見し、いかにもな論述で納得させ、大人の関係に持っていこうとするデススパイラルが開幕するトリガーになる問いだ。「どしたん話聞こか」族の男の子はこの質問を使いこなすのが上手いと思う。

かつては僕も男女の友情は存在しないと意見しているうちの一人だった。それは男に生まれたから、時にどんな感情や欲望よりも強い性欲というバケモンに支配されてしまうことを知っているし、それを受け入れられてしまう場面が少なくなかったからより一層感じることではあるんだと思う。

まあこの男女の区別をすることが疑問視される、または批判的である世の中で、そもそもこの質問自体がナンセンスだと思われるかもしれないけれど、
何だか深く考えたくなったので、世の中に対するアンチテーゼを提唱しているわけではないことをご理解していただきたい。

多分「男女の友情ってあると思う?」に今の僕なら「絶対ある。」と答える。
性別の節目を超えて心を打ち解け合わせるあの瞬間は最高だ。僕は男女の友情を成立させられると自信を持って言える友達が二人いるけれど、男の友達以上に喜怒哀楽全部、何なら哀を多めに見せてしまう。
男友達に哀など見せようものなら、競争に負けた感じになってしまって心苦しい。プライドが低いほうだと自分では思い込んでいるけれど、もしかしたらプライドを主成分として生きているような自分が垣間見えるような気がしていて、男友達に悩みや弱さを打ち明かすのは難しい。

でもなんか異性の友達には何でも話せてしまうのだ。夫婦生活ってきっといろんな相談をしていくと思うんだけど、信頼している女の子の友達に悩みを打ち明けたり、打ち明けられたりしている時って、恋愛とか結婚とかすっ飛ばして熟年夫婦の安心感のような雰囲気で話せるのが好きなんだと思う。

かつては成立しないと思っていたけれど、実際にそんな異性の友達を持つと、本当に心から大切にしたい関係だと感じる。友情は金では買えないと言われているけれど本当にそうだと思う。性欲なんて金で買える、そんなものが友情を壊してしまう一因になるのなら、喜んでゴミ箱へ捨てられる。

男女の友情なんてあるわけない。と思っている人は、
本当の男女の友情を知らないだけだと思う。
一度体験したらわかるさ。あの安心感に勝るものは中々ない。
そんな関係でいてくれる友人には心から感謝するくらいじゃ足りないくらいにありがたみを感じている。こんなところに書いても届くわけないけど、
いつもありがとう。

わけわかんなくなってきた。今日も皆さんお疲れ様です。
おやすみなさい。


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