「教える」は楽しさを設定すること

今回は「今を書き残す」第七弾です。

大学まで教育をうけ、大学生活ではバイトで家庭教師と個別指導をやっており、教育と長い間かかわっていたので、今回は「教える」という観点から今思っていることをまとめていきます。


これまでいろいろ教わってきたり教えてきた中で一番大事だと感じたことは、教えているものの「楽しさ」を教えている側が設定して伝えることだと思います。

数学を教えるのであれば、数学がどう楽しいのかを伝えるということです。そのためにいかに関連した面白そうな知識を見せてあげたり、学ぶ意義を見せれるか、いかにうまく面白いと感じてもらうかが「教える」際の能力なのだと思います。

そのように考えると難しく感じるかもしれませんが、ここで伝える楽しさは「主観的」なものでいいというのがポイントです。

学んでいて面白いと感じる時、実生活への役立て方などを自分なりに見つけ出し、伝えることができればいいのです。むしろ普遍的な楽しさであれば一度学べば終わりですし誰から学んでもよくなってしまいますが、主観的であるからこそいろいろな面白さの中から自分が好きなものを選べばよくなります。

問題集の問題を解けるようにすることはこれからAIに代替される可能性があると思っているので、これから「教える」ことの本質は「学ぶことの楽しさを設定する」へとなっていくのではないでしょうか。

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