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変わってる人は、時に120%の力を発揮する!

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先日、元旦の広告で目を惹いたものを紹介した際にホンダの広告を紹介したせいかインスタでこんな広告が流れてきました。

はずれ値人材といって、「他より著しく異なるため、一般的結論を導けない人」にこそ価値があり、集まろうという企画でした。

こういう企画はベンチャー企業では時々見かけますが、ホンダでこの広告を見つけて、こういう文化が大企業にも浸透してきているのかなと思い、嬉しくなりました。

この企画で各分野の講師として招かれている方達は、皆さん少し変わってそうですが、話を聞いてみたい経歴の方ばかりでした。

■多様性が叫ばれる時代に

多様性が叫ばれて、LGBTなどテレビで取り上げられるようなマイノリティに対しては、みんなが理解を深めてきている気がしています。

もちろん、おじさん世代には一般的ではなかった概念なので、適応能力が低い方々は、差別的な考えを持ってるかもしれません。
しかし、割と都会では理解が浸透している気がします。

一方でカテゴリーに分けにくいマイノリティの理解は進んでいない気がします。
その一つが、個性が強くて特定の分野について普通の分野より、飛び抜けている外れ値人材です。
バランスよくなんでもこなすことはできないが、五角形だと特定の分野だけ尖っているような人材です。

私も、その傾向があるので分かるのですが、大概不器用でそつなくこなすことができないので、おじさん世代から見ると怒りたくなるし、認めたくないと思われることが多いです。

なぜなら、日本のサラリーマンは若いうちから特定の分野で120点を出す人より、全てにそつなく80点を出す人材を優秀と認めてきた歴史があるからだと思います。
私も、不器用でうまくいかなかった時に「ゆとり世代」ということで片付けられた経験が多々あります。

■なぜ変わってることが大切なのか

そもそも、変わっていることが素晴らしいかどうかの前に、個性を大事にすることは一人一人の人生を豊かに生きるための大事なポイントなので、尊重する必要があります。

決められた価値観に当てはめようと、自分を騙しながら生きていくと、どこかで限界が来るし、楽しく生きれないです。

その上で、なぜ変わってることが大切かは何でも調べれば答えが見つかる中で、新しいモノを生み出せるのは変わってる人しかいないと思っているからです。
効率化の術や、既存の正解はネットに転がっています。
優秀な人には考えもつかないアイデアが思いつくかもしれません。

もう一つは、専門家が求められている時代になりつつあるということです。
ジョブ型雇用という言葉が流行りですが、特定の分野に強いはずれ値人材にはピッタリな流行です。

■まとめ

はずれ値人材に焦点を当てて書きましたが、結局バランスの取れた人材も貴重で、社会の中ではどっちも役割として必要だよねって考えになることがベストだと思います。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました。

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