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松浦弥太郎『しごとのきほん くらしのきほん100』

 良い本を手に取ったな、と思う。これまで大事にしていたのに忘れていたなと思うことや、新しい気づきもあって良かった。一つ一つのきほんを自分の言葉にしていきたいなと思う。

 しごとの100では、なかなか厳しいことを言ってるなあという印象。裏を返せば、自分はしごとに対して、まだまだゆるいのかな?とも思う。
 「しごとに対する態度、姿勢が悪い」「しごとの覚えが遅い」と、ストレートに言われたこともあり「なんか、嫌なこと言ってるなあ」と、適当に流していたのだが、そういう言葉こそ自分を成長させるチャンスだよなと思うし、向き合うべき問題だったと反省。

敵こそ味方。

なにかと攻撃してくる人。
否定するようなことをいう人。
もしも敵のような人がいたら、大切にしましょう。
「敵こそ味方」と考えましょう。
敵は自分に刺激や学びを与え、真実を伝え、
時には奮い立たせてくれます。
「あの人は敵」と避けるのではく、敵という存在があるからこそ、
自分は学べるし、成長できると知りましょう。

 くらしの100の中から、これは大事だなと思ったのは「人よりも早く見つける」というきほん。この前、友人とキャンプをした時に痛感した言葉でもあり、「ここで、これがあって良かった!」と思える場面がいくつもあった。手が汚れたらさっと、ウェットティッシュを出す。クーラーボックスは事前に冷やして置く、などなど。キャンプは「人よりも早く見つける」訓練になるかも?

人より早く見つける。

みんなが、「あ、待ってました!」という気持ちになるものを、すっと差し出す。
そのためには、人より早く見つけましょう。
ちょっと先のうれしいこと、欲しいもの、足りないものを先回りするには、
超能力などいりません。
よく見て、思いやりを持つことです。
たとえばホームパーティで料理と飲み物と音楽の用意は誰でもしますが、
さらに、くたびれたときのために、クッションを用意しておく。
そういう何かを、早く見つける達人になりましょう。

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