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憧れていた女性像は、実際になってみるとフツーだった話

2年前、京都に移住する前の記事を今更公開します。

私は今、生き方を大きく見直そうとしている。

社会人になり、やりがいや憧れを求めて上京してきた。

田舎者の私からすると東京は憧れの街で、キャリアウーマンとしてバリバリ働き、おしゃれに煌びやかに生きることが幸せだと最近まで思っていた。

「成果を出さなければ」「昇格しないといけない」「できる人間でいなければならない」と自分に鞭を打ち、身を削り努力をしてきた。

でもあることをきっかけに、「何のためにこんなに身を削って働いているんだろう?そこまでして何が満たされるんだろう?」と思いはじめてきた。

恐らく昔の自分が追い求めていた理想の女性像は叶えられている。

そして、憧れていた女性像は、実際になってみるとフツーだった。一瞬は嬉しいけど、すごく幸せなわけでもない。すぐにただの日常となる。

その対価を得るための緊張感の方が、負担が増えている。

そう考えると「幸せってなんだっけ?」となる。

そして私の今の答えは、なるべく緊張感から解き放たれて、ゆっくりと五感を感じることなのではないかと。

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香水まとって1日に何回も「いい香り!」とウキウキすること。

自然の中の爽やかな空気、香りを感じながら、寺社を散歩すること。

日常の生活で、家や持ち物を愛ながらケアをすること。

程よく仕事をしつつも、時々頑張って「今日もよく頑張った〜!」と達成感を得ること。

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こういった1日1日を味わう余裕のある生き方をし、時々スパイス的な刺激ある日を入れる方が良いのではないかと。

この辺の幸せの匙加減は人によって違うだろうし、これまでと同様にやってみて「違った!」となる可能性も大いにある。

それでも自分の感覚を大切にして、そういった生き方にシフトチェンジしていく大切な時期かもしれない。

そうなれば住居もいっそのこと、寺社の多い京都に移住しようかと考えている。

大きな決断になるので色々と考え中だけど、そうやって「自分らしく生きる」選択をとっていく準備を始めようと思う。

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