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不登校息子の修学旅行ストーリー〜一筋縄ではいかないドラマ〜

小4から学校の行き渋りや不登校傾向のある息子
いじめがあるわけでもなく
学校の先生と相性が合わないわけでもなく
親の私にしたら突然始まった行き渋り


始まった当初は


本当に勘弁してくれ!仕事に集中できない!!


と何度も何度も叱り飛ばし
ベッドから叩き起こして


時には寒空の下
1時間玄関先で
トイレに立て篭もる息子を
待っていたこともありました


学校に行けたり行けなかったり
お昼から登校することもある
現在小6になった息子は


私が休職してずっと家にいるようになってから
自由に登校したりしなかったりを選択できるようになって
少し気持ちが緩んで表情が明るくなりました


そして迎えた、修学旅行の朝
普段みんなが登校する時間には起きられない息子にとって
いつもよりもずっと早い時間に登校しなければいけない試練の朝


昨日、私に


絶対起こして

と何度も念を押していました


なかなか寝付けなくて私をベッドに呼び寄せる息子
不安で不安で仕方なかったみたい


そりゃそうだよね
いつも起きられないのに

明日起きられるか不安だよね


息子の不安に共感はしつつも
修学旅行の思い出って一生ものだし
なんとか行って欲しい
複雑な思いで私は眠りにつきました


6時には家を出ないと間に合わない
朝5時に起きて、何度も何度も声をかけるものの
起きられない


本当に行かなくていいの?
今日1日起きられなかったことを一生後悔するよ?
同じクラスのみんながあなたのことを待ってる
クラス全員が揃って修学旅行に行くことを楽しみに待ってるよ?


何度も声をかけるものの起きられない


…バスの時間には結局間に合いませんでした…


残念で残念で
親の私はとても悲しかった


でも
一番心が疼いていたのは息子本人でした



10時過ぎに
一度出社したパパを息子自ら呼び寄せ



修学旅行に行きたいから、送って


後追いでクラスのみんなと合流できたようです


こんなドラマティックな展開があるだろうか
私にとっても
記憶に残る修学旅行になりました


せっかく行けたんだから
思う存分
思い出を作っておいで


あなたの心の卒業アルバムには
修学旅行の思い出が刻まれたね

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