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驚きのメーカー思想

私もいくつか持っているスマートフォンのメーカーにUnihertzというところがあります。
最近は毎年のようにクラウドファンディングサイトで新作を発表しているメーカーです。
そのメーカー公式twitterが変な言葉をツィートしていました。
それが……

Jelly2の広告より

ミニスマホは脳死スクロールを粉砕する

脳死スクロールって何!?
思わず真意を問うリプライをしてしまいました。
するとどうやら、「mindless scrolling」を翻訳したら「脳死スクロール」になったとのこと。
でば「mindless scrolling」とは何か?
海外のサイドでしか見かけない言葉でしたが、何とか翻訳してみると
「mindless scrolling」=「無意識にスマホを触っている時間」ってことのようでした。
つまり「スマホを使いにくくすれば、無意識に触ることは減る」と言いたいようで、それを確認すると

返信くれた

Yes, 「スマホを使いにくくすれば、無意識に触ることは減る」これが私たちが表現したいことです🥺

と返答がありました。

つまりUnihertzでは意図的にスマホを使いにくく設計しているとのことです。
思うところはありますが、メーカー姿勢がそうだというのなら仕方ありません。

しかしこれで謎が解けました。
あの快適なBlackberry Passportを模倣するとして作られたTitanにBlakberryの快適さはどこにもなかった理由が。
Passportはサイズこそ大きいものの205g
TitanはサイズこそPassportに近いものの306g
実に1.5倍!
軽くて薄かったかから快適だったのに!
企業の姿勢はともかく、Passportの代替品を探すユーザーは同等の快適さを求めると思うのですが、その一番求めるところを台無しにするってどうなんでしょう?

まあ、私はUnihertzはもう手を出さないと誓っているのですが、今回メーカー姿勢を知って「私とは相容れないな」と改めて納得しました。

スマホにデジタルデトックスを求める人にはこういうメーカーはありがたい存在なのでしょうね。

ゲーム業界に身を置いたのは、はるか昔…… ファミコンやゲームボーイのタイトルにも携わりました。 デジタルガジェット好きで、趣味で小説などを書いています。 よろしければ暇つぶしにでもご覧ください。