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練馬区立美術館 池上秀畝展

練馬区立美術館で4/21まで開催の池上秀畝展を見た。

池上秀畝は明治、大正、昭和初期の日本画家。
この展覧会で初めて名前を知った。

見始めは少し物足りなさを感じた。
上手いがゆえにクセのない印象を受けたからだ。

作品を見進めていくと、
「鳥の絵が多いな」と気づく。途中で秀畝は鳥を得意とした画家であると知る。

鳥の羽の細密な描写は見事!
見入ってしまった。

特に杉戸絵が良かった。

こちらはガラス越しでなく生で見れた。

他にも畳の間に上がって鑑賞する屏風もあった。
ガラスケース内に展示されているものを鑑賞することが多いので、屏風のような調度品を本来の使用に近い状態で体感できるのは嬉しい。

畳に座り目線を落として、屏風を本来の視点で鑑賞した。

せっかく畳の上で鑑賞できるのに、畳には乗らず遠くから鑑賞するだけの人がけっこういることに驚いた。

靴を脱ぐのが面倒なのか?
靴を脱げない事情があるのか??
もったいない。


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