~継続施策:日別解約 追ってますか?~

こんにちは。
D2Cコンサルタントのなかざわです。

今回は、実際に成果が出た事例の中で、
皆さんも取組みやすい施策を一つ
ご紹介出来ればと思います。

本日のテーマはズバリ:
~日別解約 追ってますか?~

日別解約率って、見るのは簡単なのですが、
意外に見られていないクライアント様が
多い印象です。多少エクセルが使えれば、
ローデータからでもすぐに出せるので、
見ていない方は、是非一度見てみましょう!

本日のテーマは「日別解約」ということで、
実際に成果が出た事例と合わせて、
なぜ日別解約を見た方が良いのか、
理由も合わせてご紹介出来ればと思います!

目次
・日別解約とは
・実際に、日別解約率を見てみると…
・施策とその成果
・さいごに

日別解約とは
日別解約とは、出荷日N日(もしくは受注日)を
起点として何日後に解約がされているのかを
見るデータとなります。
グラフ化する際には累計のグラフで追うのが
分かりやすいですね!
例)2月1日に出荷が100件
  └2月10日に解約が5件で
  └2月15日に解約が3件の場合
  →2月15日時点での累計の解約率は8%
  (=8件÷100件)

実際に日別解約率を見てみると…
日別解約の意味合いを理解したところで、
実際に、日別解約数、日別解約率を実際に
出してみましょう!
すると、こんなかんじ!(下表参照)

因みにグラフにするとこんなかんじ(下グラフ)

ここで注目して欲しいのは、
23日目のあたりで微妙にグラフが
ピョコっと上がっているんですよね。
実際の施策と照らし合わせていくと、
このタイミングで出荷前に「注文完了」の
メールを送っていたんですね。
お客様はすでに定期コースに加入している為、
再度購入したわけではないのですが…

施策とその成果
出荷前の注文完了メールが解約の
トリガーとなっている可能性を想定し、
実際に、出荷前の注文完了メールを
廃止することに決め、40日後の解約率を
比較しました。
その結果、解約率グラフは下記の形と
なりました。
施策前後で比較すると、
グラフはこんなかんじ(下図参照)

グレーが施策後なのですが、
施策前後で日別の解約率が下がってますよね。今回は、出荷前の「注文完了」メールが
トリガーだったのですが、自社の施策を
データと合わせて、ぜひ解約のトリガーを
探ってみることをオススメします。
そして、施策の前後を上記のような形で
比較するとその成果が見えるかと思いますよ!

最後に…
いかがでしたでしょうか。
今回のトピックは解約率を観点に
分析内容をご紹介させて頂きました。

これからもコンサルティング実践内容や
成果をご紹介していければと思いますので、
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