さとみ@HSP×共感×ライター

【ことばを心のお守りに。ことばの力で穏やかに生きる】 HSS型HSP ・適応障害・心…

さとみ@HSP×共感×ライター

【ことばを心のお守りに。ことばの力で穏やかに生きる】 HSS型HSP ・適応障害・心理学から学んだマインドセットを|電子書籍2冊、合計Amazon14部門1位、ベストセラー獲得| 心理コーチング1級 | #ライカレ | 心と体を守ることばを発信。あなたのお守りになりますように。

マガジン

  • 気ままにエッセイ

    日常生活での発見や気づきを。主に、日本文化、日本社会、小さな日常を綴っています。

  • 適応障害から立ち直ろうとするあなたへ

    適応障害で休職した私の経験から、あなたにお伝えできることを書いていきます。少しでもお手伝いになれたら幸いです。

  • HSP気質のあなたへ ー心穏やかな毎日のためにー

    HSPであり適応障害の経験がある著者が、毎日穏やかに暮らすヒントを。あなたの日常で何か役に立つものがありますように。

最近の記事

あなたの毎日、スピード違反をしていませんか

ボイストレーニングの先生がレッスン中にこんなことを言っていました。 「普段の生活が忙しくなると、すべての行動が速くなる」 先生はこんな話があるとも教えてくれた。 有名なモデルが写真を撮る時に角度を少しずつ変えてポーズをとる。 その時カメラマンにこう言われたそう。 「最近、忙しいでしょ」 「はい。なんでですか」 「次のポーズをとるのが凄く速いから。忙しいとそうなるんだよ。前はもっとゆったりとポーズをとっていたよね」 なるほど。最近の私の話をされているかのよう。 せわしなく動

    • 頑張らなきゃに追われている

      「頑張らないと大変な事になる」 そう思っていませんか。 歯を食いしばって頑張っていないと、何か人生をさぼっているようなそんな感覚。 何かに追われるかのように頑張らなきゃ努力しなきゃ。 見えない何かに常に追い立てられている。 そう、これは過去の私です。 苦労して頑張るのが美徳として育ってきたので、苦労するのが当たり前と思ってきました。 仕事が大変なのは当たり前。 空き時間はスキルアップに使うのが当たり前。 でも最近思ったのです。 本当にいつも苦労しなきゃいけないの?

      • 一生懸命はスキルと経験を超える

        お店に行って何か問い合わせをしたなら早く答えてほしいし、余計な時間は使いたくない。そう思っている人は多いのでは。 だから最近の新人店員さんは、名札のところに若葉マークを書いているのかもしれない。お客さんのプレッシャーを和らげるため。 私には定番スニーカーがある。自分の足にあっていて綺麗に見えるデザインが大好きで、好きだからこそ傷みも早くしょっちゅう買い替える。なので、靴屋さんを通りがかると、そのスニーカーがちょっとでも安くなってないかとつい見てしまうし、現在の靴がまだ履け

        • 「適応障害から回復するために一番役立ったことは何ですか? 」の私の答え

          心理カウンセラーの方と話している時に、私の電子書籍(ページ下にリンクあります)の話になった。 「適応障害から回復するために一番役に立ったことは何ですか?」 先生からの突然の質問。びっくりしたけど反射的にこう答えた。 「認知行動療法です」 はっきりとそう答えた自分に驚いた。 なぜ私は認知行動療法と答えたのだろう。その理由をちょっと考えてみた。 まず認知行動療法とは 適応障害と診断されて最初にしたこと私はネガティブな考えに囚われることが良くないと考えていた。それにはまず体

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          自分の常識を疑え

          先日、実家で父と弟が「箸が揃っていない」と話し合っていた。実家の家事は母がしている。箸がなければ食器乾燥機か洗い物の中を見ればいいのに。そんなことを思って、箸を探して箸立てに戻す。 母は軽い高次脳機能障害がある。もともと得意でなかった整理整頓が以前よりも苦手になっている。母は自分が以前と違うことが分かった上で、すべての家事をやっている。 こんなに頑張っているのに、なぜ母に完璧を求めるのだろう。そんな小さなことを責めずに気づいた人間がやればみんながハッピーなのに。ちょっと悲

          難問の答えは実にシンプルだった

          「仕事ができない同僚がいて困っている」 2人の友人から立て続けに聞いた同じ話。実は私が適応障害になった原因の一つでもある。 (私たちは仕事ができると言いたいのではないことだけは先にお伝えしておく) 世の中に解決できない問題はないというが、これはどうやったら解決できるのだろう。また同じことが起きてもどう対処していいかわからない。何度考えてみても私にとっても難問だった。 きっと神様が「今もう一度考えてみなさい」と言っているのだろう。 困っている同僚について言っていることはほと

          難問の答えは実にシンプルだった

          There is no stupid opinions. この世にバカげた意見はない

          とても印象的な言葉に出会った。ワークショップイベントのお手伝い。 その界隈では有名な方のイベントと聞き、何か学びになるのではないかと積極的に参加した。 学生向けのイベントだったが、そのファシリテーターがアイスブレイク(場の雰囲気を和らげる雑談やゲームのこと)の前に言った言葉が印象的だった。 There is no stupid opinions. バカげた意見なんてない。 どんな意見だって貴重な意見だ。 それからさらに素敵なルールを伝えてくれた。 他の人の意見をちゃん

          There is no stupid opinions. この世にバカげた意見はない

          適応障害後に脳の機能が落ちたと落ち込んでいた私が同世代と話して分かったこと

          適応障害から復職して脳の機能が落ちたなと感じていました。 マルチタスクはできなくなった。 メモしないと完全に忘れてしまうことがある。 途中で話しかけられると戻るのにかなり時間がかかる。 以前の私とは違うんだと思っていました。でも今の私でいいじゃないと頑張ってきたし、今の状態なりの工夫をし続けてきました。 適応障害は治る病気と言っても、本当に病気になる前の元通りになる訳ではないよなあ。そんなことを思っていました。 先日、同年代の友人と食事会をしたときのこと。 大きな病

          適応障害後に脳の機能が落ちたと落ち込んでいた私が同世代と話して分かったこと

          人の目が気になりすぎる弊害。一流の人とカラオケに行って学んだこと。

          ステージや人前で歌ったことありますか。ちゃんと歌うぞという気合の元、歌ったことがないんです。 2年前にボイストレーニング(以下略:ボイトレ)を始めて、ちゃんと人前で歌ったことがなかった私。ボイトレはグループレッスンなので、課題曲を歌ったことぐらい。 今勉強している仲間でカラオケに行くことになりました。 ボイトレしてから以前よりは上手になったと思うので、逆に緊張。楽しめばいいのにと思うのですが。 なぜ緊張しているかというと、元プロの方が2人と歌がめっちゃ上手な人が2人いる

          人の目が気になりすぎる弊害。一流の人とカラオケに行って学んだこと。

          正しい努力って何だろう -歯を食いしばって頑張っていませんか-

          昔はできていた努力 私は昔、野球をやっていました。高校に入ったら野球部もソフトボール部もなくて、別のスポーツをしていました。その内違和感を感じるようになりました。野球をしていない自分が自分じゃないようで。それから大学生、社会人になっても野球をやっていました。それが私にとって当たり前で心地よかったのです。 野球のためならランニングも自主練習も平気でした。平日だけで1ヶ月に70キロぐらい走っていました。野球のためです。毎日バットを振り、シャドウピッチング、筋トレをしていました。

          正しい努力って何だろう -歯を食いしばって頑張っていませんか-

          適応障害になって一番学んだこと。「夢をかなえるゾウ」から

          「夢をかなえるゾウ」。電車の広告で見かけた本の広告。この本を見るといつも胸が痛くなる。 大事なことを教えてくれた本だからだ。 未熟だった私登場するゾウのガネーシャが人生に必要なことを25の課題として教えてくれる。「トイレ掃除をする」や「まっすぐ帰宅する」など教えの一つ一つというよりは、本の根底に流れている教えにズキッと来たのだ。 どこかの誰かが私を豊かにしてくれる。 上に引っ張り上げてくれる。 私はこんなものではない。 心のどこかで奥底でそう思っていた気がする。結局、

          適応障害になって一番学んだこと。「夢をかなえるゾウ」から

          友情にも波がある。応援する気持ちさえあれば友達だ。

          友人関係ってずっと同じテンションの仲良し状態が続くわけじゃない。 食べ頃というか脂がのっている時期があって、この人といると楽しくてしょうがないって時もあれば、ちょっと会話に違和感を感じ始めることもある。 実は最近、昔からの友人と話が合わないと感じることが。 目の前の友人を笑わせたいと楽しい会話をしているはずなのにあまり笑ってもらえず、でも退屈にしているのかというとそれもちょっと違う。なんというのか、ただ話が盛り上がらない。 あれ?何か変だなと思って、様々なバリエーショ

          友情にも波がある。応援する気持ちさえあれば友達だ。

          「ありがとう」は魔法の言葉。本当に魔法がかかった話

          会社にコーヒーメーカーがあるんです。私の部署が淹れているのですが、基本は私の担当です。コーヒーが切れたら最後に入れた人が作ることになっていますが、だいたい私が作っています。 でも、時々作ってくれる方がいます。 前の職場では、誰の担当でもない雑事をする人がいなくて仕方なくやっていました。なんでそんなこともできないんだ、なんでいつも私がやらなきゃいけないんだ。そう思っていたんです。 最後に飲んだ人、コーヒーを飲みたい人が作ることになっている。歴の長い同僚からはそう聞いていま

          「ありがとう」は魔法の言葉。本当に魔法がかかった話

          12月29日、朝の品川駅で気づいたこと

          いつも物凄いサラリーマンで埋め尽くされる朝の品川駅。 ホームから改札口へ向かう通路。 ん? 何かいつもと景色が違う。 太陽の光がしっかりと差し込み、建物の外の景色が見える。 こんなに明るかったのか。ただの通路が美しくさえ見える。 今日は12月29日。 多くの人は今日から年末年始のお休みに入る。 そのせいか品川駅はいつもの1割ほどの人もいなかった。 よく眠れたから視界が良かったのかと思いながら、駅構内から外へ向かう。 品川駅港南口は、毎朝恐ろしい人の流れがうごめいている。

          12月29日、朝の品川駅で気づいたこと

          究めた人が辿り着くところは同じらしい。2人の師匠が言ったこと

          私には「師匠」と呼んでいる人が2人いる。 心理学の師匠とフットサルの師匠だ。 共通しているのは2人ともその場を楽しませるのに長けていること。ふざけたこともたくさん言う。 でも、人間のことをよく知っている。 心理学の師匠がよく私たちに言うことがある。 「自分が教えたことを、教え子から一般の人に伝えてもらい、心理学の知識や心の繋がりが徐々に広がっていけば幸せな世の中を作れる」 「そして大人達が、もっと楽しそうに元気に生きている姿を子供たちに見せることが日本の将来に繋がる」

          究めた人が辿り着くところは同じらしい。2人の師匠が言ったこと

          先を心配し過ぎる日本人

          海外ボランティア経験、日本語学校勤務で海外の方と接することが多かった私。私たちの幸せに大きく関係していると感じたことを比較して書きました。 ヨーロッパの若者から感じたこと海外ボランティアとしてアメリカの国立公園で働いていた時。ヨーロッパの若者たちと24時間一緒に生活をしていました。彼らと話して驚いたことは、とても楽観的であること。 大卒以上の年齢の子たちが ・ずっとアルバイトをしているよ。 ・国に戻ったらこんなことしてみようかな。 ・今この仕事やってるけど、1年後には違う

          先を心配し過ぎる日本人