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社会の課題とビジネスがかき混ざる時

史上最大のALIVEが完結した。過去最多の4つの社会の課題に対峙した2021年度2期のALIVEで、過去最大の100人を超える規模の参加者一人ひとりが、これまでと同様の次世代リーダーとしての学びを自分のものとした。

答えのない社会の課題に次世代リーダーが本気で取り組み、解決提案をすることを通じた体験を学びに変える。コロナ禍で先の見えない混迷に対応できる次世代リーダーへの期待が寄せられていると感じている。


サントリー在籍時に人事の仕事としてたまたま実施した次世代リーダー向け異業種混合型社会課題解決プロジェクト。ビジネスと社会の課題がかき混ざった時に起こる化学反応が、かけがえのないものとしてライフワークだと認識をした。そこから5年。少人数の意識の高い企業人むけのプログラムではなく、間口広く多くの人を受け入れることを志向してきた。一人でも多くの企業の次世代リーダーにこのかけがえのない体験をしてもらいたいという想いからだ。

ただ、まだまだ道半ばである。一つはそもそもの供給体制が限界にきている。また、女性比率もまだまだ満足できないし、関東圏中心の参加者構成では必要な人に届けられていないことは明らかだ。

まず、理事がテーマごとのオーナーとなって回す仕組みでは、テーマ数の限界にきている。認定テーマオーナー制度により、今でも毎回ボランティアで参画してくれているALIVE Loversの中から新たなテーマのオーナーを輩出する。

また、女性や関東圏以外の参加者構成のアップを明確な目標として取り組んでいく。女性が参加しやすいプログラムを今後しっかりと考え、また自分たち向けのプログラムであることを訴求していくし、関東圏以外の第一歩として関西で実施するALIVE WESTを新たに実施する予定だ。


一人でも多くの次世代リーダーにこのかけがえのない体験をしてもらい、ビジネスと社会の課題をかき混ぜる。かき混ざったと言える時はまだまだ先だ。もっともっと大きな渦を作っていく。


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