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戯言㉘『例えば君がいないだけで』

例えば君がいないだけで
笑顔になれない人がいる

例えば君がいないだけで
嘆き哀しむ人がいる

この世に生まれたその日から
君は大事な世の一部

なくてもいい存在ひとなど
この世に誰ひとりとしていない

君が憎む君自身を
すべて許して
抱きしめよう

君を救えば
この世から
ひとりの人が救われる

君を救えば
世の中が
少し明るく照らされる

【あとがきのような何か】
特に理由はありませんが、なんとなくつぶやいてみた戯言です。

学校を卒業してからつい最近まで、世間の評価を自分自身に当てはめて、うまく生きられない自分に罵詈雑言を浴びせ続けてきましたが、それは自分にとっても世の中にとってもあまりよくないことだったのだと、ようやく気付くことができてきたように思います。

一生、自分と人生をともにするのはほかでもなく自分。まずは自分自身を受け入れて仲良くすることが平和への第一歩なのかもしれませんね。

とはいえ、いまだ自分しゃかいへの不満を思わず文字にしてしまうことも少なからずあるボクではありますが、そんなボクでも今日を生きながらえさせてもらいました。

あなかしこ…
あ、この文を書いていた時、兄のことを思い出していました。

母も父も入院してしまった頃、実家でひとり、両親の介護に備えて片付けをしていた時のことです。兄は夜勤明けに手伝いにきてはくれたのですが、疲れて眠ってしまいました。決して役には立たなかったのですが、ボクにとってはいてくれるだけでありがたかった。兄がその場に存在してくれることだけで、不安が少し和らいだ経験をしたのです。

そんな兄とも介護や家の仕事の分担で絶賛ケンカ中!そろそろ仲直りしないとなぁ…

あなかしこ
あなかしこ


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