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ママンに送る詩㊱『限界宣言』

アナタが逝って約3年が経とうとしています

父、兄、弟、みんな変わらずやっています

ボクはアナタが担っていた大きな役割を

必死でこなそうとしてきたのだけど

正直、最近、疲れちゃいました

父の代わりに怒ったり

母の代わりに心配したり

長男の代わりに家族をまとめたり

ボクにはできそうもありません

父でもなければ

母でもなく

ましてや長男でもありませんので

みんなも聞く耳持ちません

アナタが背負ってきた十字架は

ボクにはだいぶ重すぎました

アナタはこの世にはもういませんので

本当はみんなが変わらなければなりません

父は毅然と家族の方向性を示し

兄は一人ひとりに気を配る

弟は自分の足で立ち

ボクはボクの人生を生きる

これで家族が崩壊することになるかもしれません

そしたらその時はごめんなさい…


【あとがきのような何か】
別に今さらうちの家族が機能不全家族でボクはアダルトチルドレン(バランサー)だから被害者なんだと言いたいわけではありません。

早く気がついてしまうから、思わず手を出してしまう。それがボクの弱さなんでしょうね。それとも理想が高すぎるのでしょうか。期待しすぎですか?

ただ疲れた。本当に疲れました。

母が亡くなってから約3年。

自分の役割でもないことで、家族のフォローばかりすることに疲れてしまいました。

別に父も兄も弟も理解がないわけではない。

ただ、気がつかない。

ボクが苦しんでいることに。

みなさんはこういった時、どうされているのでしょうか?

一回、みんなで話す機会を作ってもらおうと思います。

大切な家族なのでいい方向に進んでくれるといいなぁ。

あなかしこ
あなかしこ…





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