マガジンのカバー画像

日記(旧)

43
運営しているクリエイター

記事一覧

はじける

眠れなくなってしまった。昼寝をしたせいかな。

ここのところ、どうだいと電話口のむこうの友だち。うん、そうだな。たくさん働いているな、近頃。

働く理由。自由、お金、時間、体力、余裕、ときめき。堅実よりも自由をえらび、金がなくて不自由に。金がほしくて働いて眠るだけ。時間を売って働いて、なにもせずに終わる今日。バランスがたいせつ。波や流れがきっとあって、いまはきっとそういうとき。とはいえ退屈ではまっ

もっとみる

10月23日札幌ローグ ワンマン

東京に来て、今日でちょうど半年。
お知らせです。

10月23日(日)札幌LOG
ヤハタトシキ 人生初ワンマン
「ただ、いま」
開場19時/開演19時半 ¥1500+1オーダー

生まれてはじめてのワンマンは、札幌で、ローグで。僕がはじめて一人きりでステージに立った場所、何度も歌った場所です。たくさんの人に出会い話し合い仲を深めて、完敗したり乾杯したりしました。忘れられない夜が数えきれないほど

もっとみる

駅北口の広場

8月も真ん中。駅北口広場はなんだかくだらなかった。くだらないはつまらない。つまらないもくだらない。唾を吐くなら汚い言葉を吐くなら、じゃあじぶんのやれることをやるだけ。それだけは、いつもはっきりしてる。
わかってほしい、わからせてやりたいなんてことも思うけど、それより直感でわかりあえる友達と話をしたい。そういう人に出会うのが難しい気がしてる。それは僕の居る場所、行く場所、見てる場所がなにかずれている

もっとみる

まずはひとりでできることを。

具体的な抱負を掲げることは少ない気がする。
東京に住んで5ヶ月が経とうとしてる。札幌の真夏のピークより暑い昼と夜に、もう翻弄された。

きのう、ずっと会いたかった人に会った。10月に吉祥寺の商店街で歌っていたら偶然会って、そのとき室生犀星の詩集を僕に渡してくれた人。僕には、1986年生まれの友人や深いつながりがある人が多い気がする。いろんな話ができた。吉祥寺のいい場所をたくさん教えてもらった。僕の

もっとみる

死ぬにはばかすぎる(TOO YOUNG TO DIE)

どこまでも沈んで 石ころにすらなれない
地球にへばりついて もう
今夜だけは足を止めよう
時は止まらない 呼吸は止まらない
記憶がへばりついても 針のビートは狂わない

どこへも行けなくて今夜はそれでいいよ
ベッドにへばりついて もう
だれにもばれないようにね
だれにも会いたくない そう君以外
眠って眠ってもまた想いは空を切る

どうにもならないね
どうにかなっちゃって
どうにでもやれるよ

もっとみる

あきらめることをあきらめて、来た。

人の心はどこへゆく。どこへ向かう。ひたすらに真っ直ぐか、ぐるりとまわるのか、曲がるのか。
それは、すれ違っているように見えたり。交わったような気持ちになったり。真っ直ぐで平行ならずっと交わらないし。いつか重なる日が来るかもしれない。1年かもしれない。数ヶ月かもしれない。ずっとかもしれない。ずっとってどこまでなんだろう。1日かもしれない。ぜんぶ勘違いかもしれない。

自分から見て、相手から見て、離れ

もっとみる

23歳

23歳になった。こんな誕生日はきっともうないだろうな。きっともう来なくていい。
素敵な誕生日を過ごした。
そばにいてくれた人たちや、遠くから贈り物をくれた友達、メッセージを送ってくれた友達。

22歳が終わった真夜中に、僕はたくさん涙を流した。ただただうれしくて。なにかとても大切で素晴らしいものが見えた気がした。

朝、近所の友達の家へ行って、ブルーハーツのファーストを聴いた。いつの間にか。グッド

もっとみる

それはそれでね

このままずっとここにいれば、いつまでもここにいられるだろう。
このままずっとここにいれば、いつまでもどこにもいけないだろう。

心を落ち着けられる場所、心をゆるせる人。
どこかにいくために、歩くために、跳ぶために、とても大切。

これから僕は、どこまでもいける。
なんだってやれる。
目の前は真っ白になって、テレキャスターが呼んでる。

誰かのために生きること、
そういうものに憧れている。
僕には、

もっとみる

かなしい

かなしくてあたりまえじゃないか。
かなしさからなにが生まれるのだろ。
誰かを責めたいわけでも、憎みたいわけでもない。
真実をまっすぐに見つめれば
嘘と本当の区別もつく。わかっているよ。

答えは吹く風の中だと
歌われた言葉をはじめからわかった人はいたのだろうか。
正直も誠実も、かんたんに姿を変える。

僕はただ、速い電車が通り過ぎるのを見ている。
乗り込むわけでもなく、止めたいわけでもなく、

もっとみる

かくれた三日月さがしにゆこうよ

すべてうまくいくなんて今日はとても思えない
西の空に燃える金ぴか青に飲まれて目を閉じた
三日月が口角あげてる 捕まえて君に見せれたら
黒い雲 何度も横切ってこたえ隠した

飛行機の点滅 流れ星と信じたい
くらいには空が暗すぎて
靴の汚れが気になった

金ぴかは 青にとけた
君の帰り 待つあいだ
白い靴 汚れてゆく
欠けた月 逃げてゆく
明日を捨て 今日がすべて
終わりの予感 つぶされそう

もっとみる

そればかり

ほんとの言葉で話すとき
胸がすーっと軽くなる
ほんとの言葉を聞いたとき
心よろこびに満たされる

ほんとの言葉を待っている
それがどんなものだとしても
ほんとの言葉 君のほんと
僕は願う そればかり

子供みたいな寝顔して
夢でなにかにあがいてる
できることは少ないと
痛く感じているばかり

ならば君を連れ出そう
誰もいないどこかの国
だけどそれは退屈ね
このまちを君と歩きたい

これが夢だった なら

いい夢をみてね
いい夢をみよう

そう夢みて歌った
1000キロ飛び越えるくらい、かんたんだ

眠りにおちる君をみて
眼鏡を置いて灯りを消した

これが夢だった

心にさわれない夜は
1000ミリすら1000キロのようで

これが夢だった なら

暮らしのぜいたく

部屋が散らかるときは頭もそうで、空き缶すらも置きっぱなし。溜まる洗い物、あふれるゴミから出るにおい。そんなときはレコードを回すことも上手にできない。だから最近はCDばかり高速で回していた。そんな気分だった。
ここへ来て暮らしを始めてわかった。洗い物をすると気持ちがすっきりする。汚い心は洗い流せなくても、すっきりする。台所になにもなくなるのが、いい。このあいだ毎日使ってるビールグラスを割ってしまって

もっとみる

5月。

ずっと考えては、思い出し、思い出してはしたくもない想像。もはや過去のことはなんの意味もないのかも。いいのか、悪いのかわからない。都合のいいことだけ、覚えていたり、忘れたいとことはなかったようなつもりで息をしたり、そういうこともできる。これから、どうしたい。それがだいじだ。こたえはひとつしか選べない。光は見える。光は過去にもたしかにある。笑った顔とかくれた言葉とか見た景色とかそういうのが、ちゃんと光

もっとみる