拝啓

自己肯定感のない君へ

お久しぶりです。私だよ。
君は今、自分の生きる道を生きてるかい。

君は昔から、自分のことを否定してばかりだったね。
どんなときも自分自身以外を優先して他人のことばかり考えてた君は今、何をしているの。

今も他人のことばかり考えて生きているのかい。

その生き方は、周りに振り回される人生を呼び込む。

どこかで行き苦しく感じたことがきっとあると思う。

｢私なんか｣といつも考えていた君。
そんな君は、私でもわかる凄い部分がある。

それは、他人の信頼を得ること。

君のその他人想いの行動は、少なからず届いている。

部活の仲の良い同級生や、後輩先輩。
大学で何度も話した人たち。
先生やコーチたち。
バイトの仲間。

どうか、そこだけは自信を持って欲しいな。

君はダメなんかじゃない。

自分のことを考えられず、優柔不断なところはあるけれど。

君のいい所をたくさん知ってる人が周りにはいるはずだよ。

だからさ。
次は君自身を考えてみてよ。

君自身が、何をしてもらったら嬉しいかなって考えるんだ。
君がいつもしてることの逆をやってみるんだ。

そうしたら、君も自分のことが分かってくるんじゃないかな。

そうしたら、君は今より素敵な人間になれる。

今も充分、素敵だけどね。

そろそろ時間だ。
また君が落ち込んだ時。

私はいつでも傍にいるよ。
またね。

P.S.他人の願いを全て聞くことが優しさではない。
誰かの言葉だよ。

敬具

君の大切な自己肯定感より