中間遺伝子の正体
DNAは二つの部分に大別されていて、一つはタンパク質を表現する遺伝子と呼ばれる部分。
もう一つは、タンパク質を表現しない、つまり何やってるかわからない未知の部分、これを中間遺伝子なんて呼びます。
でも、DNAで遺伝するものがタンパク質だけだなんて誰が決めたんでしょうか。
本当は、中間遺伝子と呼ばれる部分も、何かを保存し、次の世代に伝えているのかもしれません。
それはきっと、タンパク質のように形に見えるものじゃないもの。
じゃあ何か。
それは、たぶん習性ですよ。
もっというと、反応です。
エネルギー刺激に対してどんなアミノ酸を出力するか。その前後のエネルギー量の多寡を比較してより多くのエネルギーを得るアミノ酸の組み合わせを保存する。
これが恐らく、中間遺伝子を含むDNAの本来の役割なんです。
きっとね。
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