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映画を観ながら映画に関わっている人の多さに感動する

映画のエンドロールを観るのが好きです。

そして、いつもその関わっている人の多さに感動します。(エンドロールを観ながらその作品を想う時間が好き)


その気持ちをカタチにして伝えていきたいと思い、1年前くらいからcinefilというWEB媒体で【「つくる」ひとたち】という連載を始動させていただきました。

この連載は、映画を作っている人たちへの取材、そして(まだできていないけれど)映画以外でも「作ること」をしている人たちの対談(やりたい)などを行い、その仕事や想いを届けていくインタビュー連載です。

こんな感じで、今まで、監督・プロデューサー・スタイリスト・カメラマン・役者・作曲家・脚本家・映画のお店の方などにお話をお伺いさせていただきました。

このインタビューを読んで、想いを知って、作品を観たくなっていただけたら嬉しいなと思うと同時に、それぞれのセクションから、1つの作品にどんな想いを持って、どう関わって、その中でどんな過程があって、どんなやり取りをして、映画ができているのか、なども伝えていけたらと思っています。


突然ですが、映画のチラシのビリングってまじまじと見たことありますか?

私は2013年に行われた、『横道世之介』の西ヶ谷寿一プロデューサーのトークを聞きに行って以来、まじまじと見るようになったのです。

映画『横道世之介』ができるまでのお話をされる中で、チラシのビリングを読みながら、関わっている人たちの紹介をはじめたのです。

※ビリングとは、チラシやパッケージなどに記載されているスタッフ&キャストの名前のことです。

プロデューサー、共同プロデューサー、ラインプロデューサー、撮影、照明、録音、美術、衣装、ヘアメイク、助監督、制作、スクリプター、編集、音響効果、制作、配給、宣伝などなど。

その時の紹介&説明で、あの映画とあの映画とあの映画の美術、全部安宅紀史さんだったんだ!とか、あの映画とあの映画とあの映画の撮影の人(近藤龍人さん)が世之介撮ったのか!とか、一人で密かに感動していたことを覚えています。

そして、ラインプロデューサーの仕事、衣装、ヘアメイク、照明、録音などのお仕事内容や、ちょっとしたエピソードなどをお話してくださり、そこから映画を観るたび、スタッフの方々に注目することが増えました。


私は普段、宣伝を担当させていただく作品などでも、映画の撮影現場は、ほとんど行く機会はありません。でも、そのお話を聞く機会はあります。撮影に入る前の何度も行われる話し合いや打ち合わせのこと、撮影期間のこと、そして撮影後の編集やアフレコなどのポスプロ期間のことなどなど。

その全ての過程を想うと、より映画が愛おしく感じてしまうんですよね。


その想いはきっと、映画を生かし続ける仕組みづくり【Sustainable Cinema】にも生かしていける気がしていて。


なので、「つくる」ひとたちで、映画に関わる方々の想いを届けながら、Sustainable Cinemaで生まれた映画を伝え続けていき、そしてそのための方法や形を見出していきたいと思っています。


ぜひ、興味がある方いましたら、一緒に考えて取り組んでいけたらうれしいです。


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