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JPOPが嫌いで、ロックバンドが好きな理由

僕は、JPOPがあまり好きではない。

なんだか、どの曲もキラキラとしていて、まぶしいから。


だけど、ロックバンドには、いろいろな側面があっていい。

明るい曲もあるけど、人の闇の部分にフォーカスした曲も多い。


Mr.Children、L'Arc〜en〜Ciel、Janne Da Arc、Acid Black Cherryあたりがすごく好き。


「ミスチルはJPOPじゃね?」って言う人もいるかもしれないけど、本人たちが「ロックバンド」と言ってるので、ロックバンドでいいと思う。


ちなみに僕は、青春時代をぼちぼち病んで生きてきたので、そんな僕には「人の闇に触れるロックバンドの曲」はたまらなく良かったのだと思う。


ミスチルの中でも暗めな「ALIVE」とか、ラルクよりも暗めなHYDEのソロが好きだったり、ジャンヌとABCは全部好きで、僕の病み期を支えてくれた。


僕がロックバンドに出会ったのは、Janne Da Arcのボーカル「yasu」が最初。


小学5年生の時に、「振り向けば」で青春の甘酸っぱい感じに惹かれ、

「SPELL MAGIC」や「Black Cherry」などの人のドロドロとした闇に誘われ、

辛い時には爆音で聴く「少女の祈り」に不思議と癒され、

「&you」で涙した。


入り口はどれも、

心がちくっと痛くなるようなところ。

もしくは、人のドロドロした部分。


たぶん、僕が好きなアーティストたちが明るい光のような曲ばかりだったら、僕は大好きだったロックバンドの曲も聴いていなかったかもしれない。


JPOPが嫌いで、ロックバンドが好きな理由はきっとそれ。


大衆受けの良い明るい曲ばかりは嫌い。

人の闇だってさらけ出すような、心の奥に迫る歌を聴きたかった。


僕は、人目を気にしたり、時代に合わせたものよりも、内面の奥深くに刺さるような言葉や雰囲気に惹かれていたんだと思う。



そう考えた時に、今の自分自身が発する言葉はどうだろうか?


大衆受けの良い、明るい言葉ばかりを使っていないか?

自分の闇に向き合ってるか?

闇を隠して、良いところばかり見せようとしてない?


まだまだ僕は、自分の良いところばかりを見せ、大衆の受けを気にしているように感じている。


なんだか、自分自身の憧れの人たちと逆なことをやっているように感じた。



僕が大好きなロックバンドはすごい。


明るい光を知りながらも、闇に寄り添っている。

もっと高いステージにいる人なのに、明るい世界もたくさん知っている人たちなのに、過去の僕のように病んでいる人にさえ、寄り添った言葉を届けている。


そして、アルバム曲の最後では、必ずそんな闇の中にいる人に光を伝えている。


僕が先ほど涙したと言ったABCの「&you」という曲の歌詞を見てほしい。

さぁ今この手をとって 伝えたい事があるんだよ
差し伸べたこの手をとって ほらね 何か感じない?
さぁ今この手をとって 伝えたい事があるんだよ
差し伸べたこの手をとって 君に見せたい未来があるんだよ
引用:&you歌詞


僕が好きなロックバンドのことを、「人の嫌なところばかり見えて嫌」っていう人もいる。

だけど、どのアルバムでも共通して言えることは、どれだけ闇から始まっていても、最後は必ず光に導いていっているということ。


目線を下げること、人の嫌なドロドロした部分を伝えることをダサいことだって考える人もいる。


闇を押し殺して、「明るくいようよ」って無理やりポジティブになろうとする人もいる。


だけど、人は闇を受け入れて、癒された時、目の前の悩み事がスッキリと解決した時、そこで初めて人は、


「私に何ができるだろう?」


って周りの人のために考え始めるのだと思う。


だから僕は、ロックバンドが好き。

自分自身の闇を受け入れてくれて、自然と自分のペースで光に導いていってくれたから。


そして次は、僕自身が発信を通じて、闇を受け入れ、光に導いていける存在でありたいと思う。


今、仕事が辛い人、人間関係が辛い人、いろんなことで悩んでいる人がいると思う。


だけど、そんな人たちへ僕の言葉を通じて心の闇を受け入れることができたり、癒されたり、背中を押してあげれる存在でありたいと思う。


もし、過去の僕に声をかけてあげれるなら、もっともっと見せたい未来があるし、伝えたいことがたくさんある。


「今は闇の中でも、この先の未来はすごく明るいよ、だから大丈夫」って。


だから、これからも僕は自分の弱さも含めて、本音で発信していこうと思う。

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