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昔の友達と話すと、いつも「悔しい」って思う。

今日は学生時代からの友達たちとゆっくりとした一日を過ごした。

高校生の頃からバカみたいなことばっかりやってきた仲間たち。


もう、27歳にもなれば結婚間近なやつもいるし、籍を入れたばかりで「二次会の準備どうすればいいかな?」って聞いてくる人もいれば、子供が3人もいるやつもいる。



いつも集まる時の目的は特になくて、なんとなく語ってなんとなく帰る。

基本的に用事がなければ人と会わないようにしているんだけど、昔の友達とならなぜかこういう無目的な時間も過ごしてしまう。


たまに昔からの友達と会うと、良くも悪くも自分の成長を実感する。


例えば、僕がフリーランスになってからは昔の友達からは「よくわからん仕事をしてるやつ」と思われている。


ひどいときには、会社の同期に「それは合法な仕事なの?」って聞かれたこともあった。(←発信したら捕まるやろw)


がんばって説明しても「自分はすごいんだ!」って言ってるみたいに思えて虚しくなり、最近ではあまり自分から話さないようにしている。


わかってもらえる人だけわかってくれたらいいかなって。


ただ、今日会っていた友達は、そんな僕の仕事もフリーランスが何かも知った上で仲良くしてくれている。


だから僕も一緒にいて落ち着くし、無目的な時間でも共有したいと思える。




こういう昔からの友達が集まると、お決まりのように始まるのが昔話だ。


「やぶなおって、昔はもうちょい痩せてたよね」

「いつも、いじられてばっかりだったよね」


とか、僕は学生時代すごくいじられキャラだったので、自分の痛いところばかりを突かれて、こういうときは居心地が悪い。笑


一人の友達が、昔の写真を3歳の子供に見せる。


友達「この人だれー?」

友達の子「ママー!」


友達は昔の自分の写真を子供に見せていた。


友達「じゃあ、この人は?」

友達の子「わかんない」


子供に見せた写真は、5年前の僕の写真。

今より顔まわりがシュッとしていて、体重で言うと15キロくらい細い。


「じゃあ、この人は?」と、僕を指差してみると子供は「やぶなお〜」とちゃんと僕のことは理解している。


そして、また先ほどわからなかった写真を見せる。


友達「じゃあ、この細い人は誰?」

友達の子「・・・知らん人〜」


「ハハハ〜〜!!!」っと、その瞬間笑いが起こった。


子供は5年前の僕と今の僕を別人だと認識している。

それは言うまでもなく、圧倒的に僕が太ってしまって顔が変わってしまっているから。笑


友達からは「痩せてたら、かっこよかったのにね〜」とかバカにされる。


一人の友達が僕の妻に「今と昔のやぶなおどっちがいい〜?」って聞いて、「どっちも無理」とか言われる。


僕も「時の流れとは残酷なものだな」とか言いながら、悔しい顔をする。



いつも、昔の友達と会うと、自分の良い成長も、悪い成長もどちらも実感する。


そして、自分の良い成長の時はちょっと自慢気になったりして気分が良いけれど、悪い成長の時は心底気持ちが悪い。


場の雰囲気的には笑い話だし、僕自身もその時はすごく笑っていて、楽しかったし、嫌な気もしていないんだけれど、ふと帰って「note書くか」と一人の時間になると、自分の悪い成長が気になってしまう。



正直、昔の自分に負けている自分が「悔しいな」って思う。



昔の自分に負けているって、すごくかっこ悪いことだと僕は思うから。


「いやいや、年もとるし、仕方ないでしょ」って思うかもしれないけど、僕はすごく負けず嫌いで、昔の友達にそう言われると、悔しいという気持ちが強くなっていった。


たぶん、少し前の自分なら「なんでそんな昔の話を引っ張り出して、僕を否定するようなことを言うんだ!」って友達のせいにしていたと思う。


だけど、今は「そう言われるようになってしまった自分の責任だ」と捉えるようになった。これも大人になったってことなのかもしれない。


そして、悔しいからこそ、絶対に痩せてやる…!っていう気持ちに変わっていった。



これは、僕がフリーランスになる前の会社員時代の頃にも似ていた。


僕が地元の中小企業に入社して1年が経過した頃、友達の結婚式で久しぶりに学生時代の友達と再開したことがあった。


「今、どんな仕事してるの?」ってみんなのある種の自慢合戦みたいなものがお決まりで始まる。


「俺、今は〇〇証券にいるんだ」

「おお!すげええええ!」


「僕は、今〇〇銀行にいるよ」

「え!お前あんなにバカだったのに!!!」


「やぶなおはなにしてるの?」


「僕は、地元のIT企業で営業してるよ」

「へ〜、大変そうだね。」



この時は、自分の話をしたくないってすごく思った。

周りの友達は都会でキラキラした仕事をしている中で、僕だけ地元の中小企業で飛び込み営業をしているなんて、恥ずかしくて言えなかった。


IT企業って言えば、それっぽく聞こえるけど、深く話すほどボロが出る。


友達「ボーナス少なかったんよなあ」

僕「あ〜、わかるw "5"しか入ってなかったわ〜」

友達「一緒一緒!50万か〜って思った」

僕「よな〜〜〜(俺は5万だったわとは言えない)」



この後、家に帰る道で自分の今の生き方に心底絶望したし、「もっと頑張ってくればよかった」って本当に後悔をした。


そして、次の日から同じ職場に行くことが嫌で嫌でしょうがなかった。


だから僕は、「絶対に変わってやる」って決意した。


会社が終わってからの時間も、友達が飲みに行ってる時間も、全てを自分の将来のために使った。


そうやって、最初はバカにされたりもしたけど、少しずつ周りの見る目も変わっていった。


「悔しい」って気持ちはすごく苦しいし、逃げ出したくなるような気持ちになるけれど、自分が成長するためのバネに変えることが出来たら、本当に強くなれる。


だから、僕はこういう悔しい思いをするたびに、「ありがとう」って思えるようになった。

自分の伸び代を再確認することができたし、これから頑張る原動力をもらうことができた。


けっして、「見返してやる!」っていう攻撃的な思いではなくて、自分自身が成長するための強い気持ちに変えることの大切さを学んだから。


今日の何気ない昔からの友人のいじりから、こんなことを思った今日この頃でした。おしまい。

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