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献血で健康管理⑪ 2023年5月1日から献血ルームで毎回体重測定が必須に!

体重、毎日測っていますか?
体重は身近な健康管理の数値なので、定期的に測った方がいいですよね。
ただ、最近の体重計は電池が必要なものが多いので、うっかり電池が切れてしまうと測定できない、なんてことに…。
なので献血ルームに行っても「そんなに食生活も変わらないし、こんなものだろう」となんとなくの体重を書いてしまうこともありましたが、そういう人が多かったためか採血直前の体重測定が必須になりました(^_^;)

これも、提供者(ドナー)の健康を守るための措置です。
体重によって、循環血液量は変わります。
そして、ルームではそこから採血可能な量を計算して採血しています。全血はシンプルなのですが、成分献血の場合は600mL以下 (循環血液量の12%以内)となっています。

循環血液量は、体重の約1/13といわれていますから、体重50kgの人であれば50÷13≒ 3.84kgとなります。血液1リットルの重さは約1 kgですので,この例では約3.8リットルとなります。そのうちの12%ですから、456mlが採血可能な量ということになります。

体重が多いのも生活習慣病が心配されますが、少ない方が健康というわけではなく(痩せ気味だと死亡率は増加)、標準~やや多めくらいが1番健康というデータもあります。
「せっかく行ったのに献血できない」ということを予防するためにも、ルームでの体重測定だけではなく、定期的に自宅で体重を測定する習慣をつけたいと思いました。

↓献血可能か、性別・体重・年齢から判定してくれるサイトがありました!


献血が可能かどうかの判定 - 高精度計算サイト
https://keisan.casio.jp/exec/system/1523408462

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