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離婚して初めてつらいと感じたこと

喘息で咳が止まらなくなり、急に心細くなってぼろぼろと涙が出た。
前の旦那とは、交際5年、結婚生活5年のときを共に過ごした。
つまり、10年ぶりの孤独を迎えている。

咳で呼吸が荒くなると、「このまま死ぬのかな」という恐怖に襲われる。
「苦しい」「寂しい」「そばにいて」を、遠慮なく言えた婚姻中の環境は非常に恵まれていたんだな。

前の旦那はお金の使い方に問題があったけど、それでも優しい人で、朝まで寝ずに看病してくれるところが好きだった。

いや、別れた旦那を求めても仕方ないし、離婚も後悔していない。

ただ、自分の体調が悪いときにここまで誰かを求めてしまうというのは、異常な気がした。

婚姻中の、常に旦那がそばにいる、守ってくれる、というほっとする安心感は、普段気が付かないけれど、それだけで大きな存在だったのかもしれない。

離婚して1人になった私は、体調もメンタルも1人で治さなければならない。
手を伸ばせばいつでも触れられた体温は、もうこの部屋にはない。

今のように、体調が悪くて孤独を感じる経験も含めて、乗り越えなきゃいけないんだな。
泣いていても喘息は治らないから、今日はもう寝よう。

今日も1日お疲れさまでした。

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