#038. 御飯問題
ご飯、ある?
と、布団の中から、出かける準備をしている相方に尋ねた。肯定。安心して夢の世界へ戻った。これにはちょっとした理由があった。
時間は7時間ほど遡る。昨夜の就寝直前である。なんとなしに見た動画に問題のシーンがあった。カレーである。ちらと写った食堂の片隅にそれはあった。どういう条件か、カレースイッチが入ってしまった。
深夜である。さすがにこのタイミングでカレーは無い。しかしカレー熱は冷めない。スイッチが切れる条件も不明である。
朝カレーは厳しい。
よし、昼は、カレーだ!
というわけでカレー熱を燻らせながら寝て起きたわけである。そして昼休み。カレーを選んで、えーと、電子レンジ可、と。
ん?
唐突に浮かぶなにか。もしや?、と、炊飯器を開ける。確かにご飯はある。茶碗に一杯分、弱。これは‥‥、足りぬ。
カレーは飲み物!
カレーフロート!
カレーに浮かぶ白いご飯!!
いやいやいやいや。無理。
パスタにしましたとさ。
いや、カレー味ではなく。
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