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人はなんで集まるの?


題して個の時代だからこそ話す「人と集団」のはなし
個が力を持つ、個が発信力を持つ時代なんて言われています。
今までで言うと風潮で言うとピラミッドの下部にいる人の意見ではピラミッドは変えられなかったわけです。しかし、最近は個人にも発信力がある時代。
一人の勇気ある行動が世の中を変えることができる、そんな勇者が現れやすくなりました。
その分かりやすい例がえんとつ町のプペルです。
ネットで絵本を見ただけのにわかなのですが…

とは言っても、そんな勇者だって独りで生まれて独りで育ったわけではありません。
応援してくれる人、切磋琢磨したライバルがいたからこそ勇者でいられるのです。
とういうわけで個の時代であっても集団って大事なんですね。


医療も介護も、日常生活も独りではできません。
集団の力を借りるのが地域リハビリテーションだと思います。

最初なので「なんで人は集まるのか」についてまとめます。
・ひとりでは生きることが難しい
・自分と似通った仲間を求める
・他人に受け入れられることで安心する
・他人に認められることで自分を確認する
・他人の役に立つことで喜びを感じる
・自分を確認する物差しを求める
・モデルを求める
・一人で出来ないことをする

集まる理由を並べてみると、人間として生きる上で当たり前に重要なことばかりですね。
国がお年寄りに社会参加を!!って口酸っぱく言うのもうなずけます。
もちろん若者にとっても同様に重要です。
・年代を超えた交流
・同じ境遇の仲間
・自分よりも弱者を助ける役目
・憧れが人生計画に(こんな年寄りになりたいなど
・それぞれの個性で一つの目標を達成する

ピンチの時は皆で力を合わせて乗り切ろうというのが世の常です。
最近は集団でのデメリットばかり取り上げられている雰囲気がありますが
集団でのメリットですごく大きいんです。
集団の大きなパワーを医療・介護の現場に活かさない手はないと思います。
リハビリ業界だと集団療法はさぼっている、マンツーマンリハをうんぬんかんぬんという決まりがありますが、医療的処置の比重が大きい時期はそうかもしれませんが、社会に参加する練習も勿論必要ですよね?
どんな社会からならこの人が復帰できるのかって、集団行動の場面を評価しないでどうやってするんだって介護施設でしか働いたことのない山川は思うわけです。

現実的に医療機関で難しい部分もあるかとは思いますが
困難な問題を解決するのがお仕事なので、浪漫を求めて前向きにやっていきましょう。

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