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「人材育成担当者」に向けて(社員を育てる仕組みづくり)

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「現場の外」から、仕組みによって、社員を育てる人材育成担当者に向けて。主に研修デザインの記事をまとめています。
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記事一覧

本人のキャリア自律のために「何」を支援する?

若手の育成を、世代論に矮小化せずに、キャリアを取り巻く不可逆的な環境変化から見通そうとし…

赤坂優太
11日前
6

良い研修にするために「き」をつけること

今まで書いてきた研修の作り方にまつわる記事たちをまとめてみる。 乾き ⇔ 裁き研修設計とい…

赤坂優太
2週間前
4

人は「やればできる」のか?

「やればできる」というのは、真理ではなく心理についての命題だと思っている。 つまり、客観…

赤坂優太
3週間前
4

振り返りを「これならできそう」と思ってもらうために

振り返りに関して以前、経験学習を「サイクル」ではなくてインプット/プロセス/アウトプット…

赤坂優太
3か月前
1

振り返りがうまくいかない理由

私は朝のルーティンとして、「1年前の日記を読み返す」というのをやっている。 息子をなんと…

赤坂優太
6か月前
7

ふとした瞬間に起きること

ある日の出来事家族と暮らしていると「ちょっと話しにくいこと」というのがときおり起こる。自…

赤坂優太
7か月前
7

「振り返り」って何なんだ?

仕事柄、「振り返り」という言葉をよく使う。自分が考えるときもそうだし、人に向かってこの言葉を投げかけることも多い。 一方で、「振り返りって何なんだ?」というのをうまく人に伝えられてないなというもどかしさがずっとあった。 「振り返りが大事ですよ」と私が言い、相手が「そうですね」と答える。 そんなやりとりをしているとき、「ちゃんと伝えられてるのかな?」「ちゃんと伝わってるのかな?」というモヤモヤが消えない。 記録することで出会える自分そうしていたら、あるとき、「あ、振り返

「難しい」と言いそうになったら

社内でロジカル・シンキング研修やメンバー育成研修を担当している。僕からの説明のあいまあい…

赤坂優太
11か月前
12

「変われる自分」について考えた数分間

先日ラジオを聞いていたら、女性のリスナーからこんなメッセージが。ちなみに、メッセージのト…

赤坂優太
1年前
4

子どもの時に刷り込まれるけど、大人になったらアンラーンしたほうがいい3つのこと

僕は仕事柄、たとえば新人研修のように、学生からビジネスパーソンへの変化の瞬間に立ち会うこ…

赤坂優太
1年前
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PK戦の練習をすべきか否か!? ~研修転移というフィルターで眺めると~

クロアチア戦でのPK負けをきっかけに、PK戦に特化した準備をすべきかどうかという話が出ている…

赤坂優太
1年前
9

「プロ」は外から見てわかるのか?

家の近所で新しくかかりつけの病院を探すことになった。ネットで探してみるとたくさん出てくる…

赤坂優太
1年前
6

コーチングもいいけど、それ以前にちゃんとティーチングできてますか?

サッカーの指導についてのツイートが、企業内人材育成の文脈において示唆深いなと。 上記スレ…

赤坂優太
1年前
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「成長」は誰のもの?

企業内人材育成に携わる者として、私が根本に置いている考え方のひとつが、「成長と成果を区別する」というものです。 成長は、成長実感といつも呼び替えています。成長は本人のものなのです。 言い方を変えると、本人の感じ方の問題。成長実「感」なので。 一方、成果は、本人云々は関係なく、ビジネスとして、あるいはチームとして求められる、達成すべき事柄です。 現場の方と人材育成について話していると、成長という言葉を、「成果の短期化」という意味で使っていることがほとんどです。 「もっと