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冷凍野菜で気軽に作るグルテンフリー&砂糖抜きのかぼちゃブレッド。

先日は小麦粉を使わず、オーツを粉にしてマフィンを作りました。


「小麦粉や米粉の代わりにオーツの粉、砂糖の代用にデーツで甘味」

…の組み合わせが気にって、この組み合わせでバリエーションを考えました。

冷凍野菜を使えばいつでも作れるかぼちゃブレッド


かぼちゃは市販の冷凍かぼちゃを使います。冷凍野菜だからストックしておけばいつでも気軽に作れます。

実はつい最近まで冷凍野菜を利用したことがなかったのです。
野菜は新鮮であればあるほどいい、冷凍なんてとんでもない、と思い込んでいましたが、ふとしたことがきっかけで使うようになりました。

感想は…。

便利すぎです!

何をいまさら、とお思いの方も多いでしょうが…。
使い切らなくては、という強迫観念がなくなりました。
栄養素も生と遜色ないそうだし、自分でも冷凍野菜を作っていろいろと実験しています。
使いこなせれば食卓も豊かにできそうで楽しいです。

かぼちゃの冷凍は「栄養価」も「使いやすさ」でもおすすめ

もともとかぼちゃ好きで、冷凍かぼちゃの便利さがわかってから常にストック。

たっぷり入って289円とはありがたいです。

生かぼちゃはカットの手間が面倒、しかも手を滑らせたらあぶない。
味もはずれることがあって、そこそこの値段の国産かぼちゃでもがっかりすることが結構あります。
(ほんとうにおいしいのにあたると嬉しいんですけどね)

冷凍なら味が外れることはなく、おいしさはまあ保証されているし、リーズナブル。旬(秋~冬)の時期以外は積極的に冷凍を取り入れていきたいです。

オーツ粉ベース、米粉ベース、体調に合わせて使い分けがおすすめ。


さて、かぼちゃブレッドのベースの粉の話です。

米粉の代わりにオーツ粉はいろいろメリットあり、ということでご紹介したのですが、消化吸収の点でオーツはちょっと胃腸に負担がかかるかもしれません。

食物繊維が多く、難消化性だからです。

私の体験ですが、甘いもの、小麦粉をやめて朝ごはんはオーバーナイトオーツ(一晩水に漬けたオーツを朝、豆乳など加えて煮る)にしていました。
ところが、毎朝食後必ず腹痛。
これはいったいどういうことだ?
お通じはよくなったけれど、消化できてないだけ?!

試しにオーツをやめて米粉のパンに変えたら腹痛がなくなった。
私にとってはオーツは毎日食べるには消化に負担がかかるんだな、とわかりました。

身体にいいといわれるオーツですが、自分の体調を考慮して食べる量や頻度を調整していこうと思います。

「ざっくり感」より「しっとり」が好きなら米粉で。


そんなわけで、ベースにする粉は使い分けることに。

胃腸が元気、ざっくりした食感を楽しみたい、食物繊維をしっかりとりたいなどの場合はオーツ粉で。

オーツは白い穀類よりも血糖値が上がりにくいから、腹持ちもよく、次の食事までの血糖値をよりなだらかに保ってくれる感じ。
食後の満足感もあります。

朝食にはヨーグルトなどと合わせて。
ナッツバターを塗っていただくのもおすすめ。

オーツ粉ベースでざっくり。ビーガンスプレッドを塗って。


次に米粉ベースの場合です。
しっとりもちっとした口当たりが好き、または食物繊維が多いものを食べるとお腹が張ったり痛くなる、という人(私もこちらなんですが、、)はこちらがおすすめです。

しっとり、少しもっちっとした感じで口当たりやわらかです。
水切り豆乳ヨーグルトをのせていただきます。
酸味がよく合う。
厚めにスライス。かぼちゃの味もしっかりと。

こちらはオーツバージョン、ざくざくして食べ応えあり。
朝食にもおやつにも。コーヒーによく合う。


かぼちゃブレッド 作り方です。

材料 (底が6.5×19.5㎝、高さは6㎝のパウンド型です)
冷凍かぼちゃ 100g
ロールドオーツ(オートミールでも)100g
●米粉バージョンの場合は米粉100g
デーツ 50g
塩 1g
卵 1個
米油 20g
豆乳 50g
●米粉バージョンは100g
ベーキングパウダー 5g
レーズン 10~20g
素焼きのミックスナッツ 適量
ナツメグ、シナモンなど 適量

作り方
①フードプロセッサにオーツ(米粉)とデーツを入れてフレーク状になるまで回す。米粉の時はデーツが細かなフレーク状になるまで回します。

わりとどこでも手に入る米粉です。


②冷凍カボチャは少し解凍した状態(自然解凍だと水が出てくるので軽くレンジにかけておきます)で①に加えて回します。
(冷凍のままだとさすがに混ざりにくいので少し解凍します)

米粉バージョンはこんな感じに。


塩も加え混ぜます。
③液体材料を混ぜます。
卵、油、豆乳を混ぜ②を加えてよく混ぜます。
④レーズン、スパイス類を加え最後にベーキングパウダーを加えて全体にいき渡るように底からよく混ぜます。

米粉バージョン。つぶつぶはデーツ。


⑤生地をパウンド型に入れてヘラで表面を平らにし、好みで素焼きナッツをのせて指で軽く押して落ちないようにします。

これも米粉バージョン。ナッツはこれくらいで。


⑥170℃で30分、割れ目に竹串をさして生地がついてこなければ焼きあがりです。

焼き上がり。


砂糖不使用だから、おやつにも食事パンとしても。

完全に冷めてからカットするときれいに切れます。
焼きたては包丁やナイフにくっつきやすいのが難ですが、このかぼちゃブレッドは冷めてもおいしいです。


オーツでも米粉でもどちらのバージョンでも、冷凍可能。
スライスしてラップして冷凍バッグに入れて冷凍します。
自然解凍でおいしくいただけます。
砂糖を使っていないのにほんのり甘くて、小腹対策におやつとして食べたり
食事に合わせても違和感なし。
クイックブレッドとして常備したいと思います。

次は人参を使って作ってみたいです。
冷凍ではなく、旬の甘いフレッシュ人参を探してみます。


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