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私はやはり普通の食生活が合わなかった


今朝の朝食。


前回投稿が昨6月なので間がかなりあいてしまったけれど、思うことあって久しぶりに投稿します。


noteでは私のグルテンフリー、砂糖控えめの菓子作りの投稿でした。
最後の投稿であるチョコマフィンや、そのひとつ前のGF(グルテンフリーです)ショートブレッドを読み返してみましたが、感慨深いものがありました。
「ああ、やっぱり、小麦粉を使った砂糖たっぷりのお菓子は自分には無理だった」


小麦粉を普通に食べる生活の結果


最後の投稿の6月以降、何がきっかけになったか、よく思い出せないのですが小麦粉のパンを食べるようになり、小麦粉のお菓子を作るようになり、そうなると砂糖もレシピ通り、生クリームもレシピ通り、となってきて、
しまいには、正直に言いますが、

「やっぱりお菓子は小麦粉に限る。生クリームも45%が安定していておいしい。そしてバターは明治の発酵バターが一番」

などと思うように至った自分がいました。


お菓子作りをもっと詳しく学びたいな、と思って。



お正月にはとある菓子の先生のレッスンサブスクにも入り、休日を利用してせっせとパイ、濃厚なウイークエンド、小麦粉とバターぎっしりのスコーンなどを作って食べて作って食べて、の自分がいました。

モリッと層が膨らむアップルパイ。
折りパイ生地、楽しかったけど、、、。


今まで我慢してきた何かが一気にそうさせていたのかもしれない。
今思い出すと薄々、「やばいぞやばいぞ、でもいいや、いっちゃえ」という自分もいました。正直。

美味しさに感動する一方で、、、


ウイークエンドというパウンドケーキなのですが、大量の焦がしバターを使い、カラメライズされたバターのえもいわれぬ香ばしい香りに感動、さらに煮詰めたジャムをかけ、その上から砂糖のグレーズをかけ、脳天にズンとくる甘さにひるみつつ、
それでも「これが本場なんだ」なんて言い聞かせ・・・。
甘いなあ、でもこれが正統派なんだよなあなどと言いわけめいたことを考えながら毎日少しずつケーキやパイを食べていました。

バターたっぷりのスコーンにバターを載せた朝ごはん。今となってはしみじみ思い出します。つい最近なのになあ。

無視できない体調不良についに


ところが。

背中の痛み、逆流性食道炎悪化、お腹のあちこちが痛い、ひきつる感じ。夜中も目が覚める。
もう言い訳できません。病院です。

もともと軽微な膵管拡張も1年前の造影CTで見つかっているので食生活には気を付ける必要があったのに。
今年1月末に造影CTを受け、恐れていた検査結果は特になにもなし、膵管拡張も昨年と変わらず。
ところが総コレステロール値、LDLコレステロール値が基準値上限をとっくに超える異常値に。
こんなの生まれて初めてだ・・・。


診察してくれた先生は食生活などの注意点、そして「様子をみましょう」で終わったのですが、自分の中ではそれがひとつのきっかけになりました。

ずっと考え続けて、今も考えていますが、

「検査結果はたまたま目に見える形の病気がまだ、発覚していないだけ。体の中はどんどん病気に向かってまっしぐらだったんだろうな。」
という事実。
身体は強引な自分に必死に信号を送っているんだ。

「検査結果、大丈夫だった」

ではとうてい終わりにすることはできない。
なぜなら私は61歳、一人暮らし、日々の暮らしも会社員として働いているからこそ保っていられる。
面倒を見てくれる人はいません。
自分で最後まで面倒みるしかないのです。
この事実を直視しているとは思えない、無責任な食生活でした。

ごめんね、自分、ごめんね身体。

このままいけばいつか必ずと言っていいほど大変な事態になる。


大げさかもしれませんが、こう思ったのです。

大変な、というのは重篤な病気とか、ずっと病院に通い続けなければいけない状態であるとか、とにかく普段の生活をすくなくとも今まで通りには送れないようになることが自分にとっては「大変」ということになります。

家族は弟、施設にいる母のみですが、弟には家族もあり、迷惑はかけられません。母はいわずもがな。

今自分にできることをして、体調を保ち、できるだけ健康に生きて、できるだけ残りの人生を楽しく過ごし、しかるべき時がきたらこの身体をお返しして去る、というふうにしないといけません。

本当に平凡な自分。
特に何かを成し遂げたいなどという希望もありませんが、
もしかして体調不良になっている方がいらしたら、私の食生活のトライアンドエラーを参考にしていただければいいな、と思いました。

幸いにして、多少の食の知識は持ち合わせているので(栄養士でもなんでもありませんが、、、)それらを駆使して豊かな食生活を

「小麦粉なし」
「お砂糖極力控えめ」
「油脂については細心の注意」
「乳製品基本なし(今の段階でバターを少し使えたらいいな)」

という食生活をしていこうと思っています。

「よく噛む」
「身体を冷やさない(これってとても大事みたいですね。)

などの習慣もばかにしないで一個一個見直していきたいです。

そう、いままで習慣的に行っていて、「これが自分には一番いい」と思い込んでいたり、固執していることを一回手放して、素直になって見直したり
人の意見を取り入れることの重要性って本当にあると思う。

私の周りでも自分含め、年齢とともにびっくりするくらい頑固になってくるんです。1回やってごらん、って言ってくれる人を大切にせねば。

小麦粉や砂糖たっぷりのお菓子は作らないけれど(つまり普通のお菓子はもう諦めました、ということです)米粉を使い、素材のおいしさを利用したお菓子は作っていきたいと思うし、開発してみたいと思います。

私のように不調を感じる人がいたら、私はこんなものを食べているけれどどんなんだろう、という交流もできたらうれしいです。

あらためてこちらのnoteに書いていけたらな、と思っています。

最後にひとつだけ補足を。
小麦粉や砂糖を使った普通においしいお菓子、なにも悪くありません。
レシピを教えてくれる先生、それを商売とされているパティスリー、パン屋さんも。
私の身体がだんだんとそれらを受け入れなくなってしまったということです。悲しいことですが、他の方法を模索していきます。

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