本物の持つ力

テセウスの船が終わったところで、NHK-BSで海外のサスペンスもの、「刑事 コロンボ」、「名探偵 ポワロ」が始まるみたいですね。たまたまでもない気がします。コロナウィルスがあって、停滞感がある中、こういうもので心を癒やすということもあるのでしょうか?

 私がテセウスの船の映像の演出のお手本になっていると思ったのは、ヒッチコックです。ハラハラさせるのが、上手でお手本の様な方だったと思います。

脚本家、演出家の三谷幸喜さんが好きな映画監督だったと思います。

 ただ、結構怖く、現実じゃないのにリアリティーがあるので、BSや地上波で流すのは、やめた方がいいという放送局の想像力が働いていると思います。「鳥」という映画がありますが、今見ると、鳥=コロナウィルスの様な気がして、ちょっと怖いです。

 もちろん、今年の年の瀬にテセウスの船も今年を代表する作品ということになっていると思います。そういう意味で、この作品もほんまもんだと思います。今週からの朝ドラ、エールも歌の原点、音楽の原点に立ち戻るという側面があるように思います。古関裕而さんと、米津玄師さんが直接の師弟関係とかではないですが、五輪の応援ソングのパプリカも日本の歌心の歴史を受け継ぎながら、作られた現在の最先端の曲なのだと思います。パプリカは、童謡の様な性質を持った応援歌の様な気がします。(もっと他のカテゴリー付けも出来ると思いますが。)和や中国ぽい音階、西洋音階、その他の民族の音階、音と思しきものが、混在している様に思います。

 まだまだ本物って何だろうって答えは分かりませんが、考えてみたいです。ほんまもんは、力がある気がします。音楽も演劇、映画、ドラマも過去の名作を下敷きにする事がありますが、いい使い方をしたいですね。

 まだまだ勉強中なので、コメント頂けますと幸いです。

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