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間引きという短編漫画。(ミノタウロスの皿より)

こんばんは。
ポンコツ教員ブログです。
今日は最近読んだ漫画について紹介したいと思います。大分、昔の話漫画ですが、今読むとめちゃくちゃ刺さる漫画なので、高校生に紹介したいと思いで、書きます。

紹介したい本

紹介する本は、藤子f不二雄さんのミノタウロスの皿の「間引き」という短編漫画です。

この漫画では、地球全体の人口増加と命について考えさせられる内容の漫画で、人間はある一定の人口に行くと、それ以上増えないように本能的に人口を減らす方向に動くのではという仮説のもとに、主人公の勤めるコインロッカーで、最近多いコインロッカーに赤ん坊を捨てる行為や殺人から、人口が間引かれているのではと考える話です。

ポンコツ教員的考察

わたしが考えさせられた事は、人を殺したり子供を捨てたりと言うことだけではなく、愛や命についての関心が薄れていると言うことを強く主張しているとことです。
主人公は、最近妻が弁当を作ってくれなく愛情が薄れているなと気付いたり、赤ん坊を捨てる若者の姿を見ると、今の少子化に結びつけると面白いぐらいに似ていることが多くあり、30年前から社会がこうなっていくと言うことを藤子f不二雄さんは、予期していたと思うと、ゾッとする話です。
少子化の根本について、すごく考えさせられる作品なんで、是非一読。

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