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もっと遠くへ、もっとつながる屋久島へ〜屋久島と地球の未来会議。競争から共創へ。青い地球を想い行動する最前線となる屋久島を目指して〜

「世界とのつながりを醸し出し 私と共に生きることを探求する 場づくり杜氏」のやっくんこと福元です。
屋久島を起点に「屋久島に暮らすあらゆる人が 「屋久島が大好き」と誇れるように、多様な主体がわたしでつながり、青い地球とともに、自由に生きていくことができる教育と経済をつくる」をミッションにいろいろ活動をしています。
今回はタイトルから長めでお送りしています。

さて、僕にとって一年の締めくくりである、対話と挑戦の季節がやってきました。
顔が見える身近な人や目の前の暮らしにこそ、幸せな生き方・働き方・地球の未来がある。
そう信じて、青い地球と共に生きるみなさんと共に、屋久島と青い地球の未来を語り合い、新たなつながりや営みを生み出し、世界に希望の声を届ける対話型イベント「屋久島と地球の未来会議2023」を2023年12月9・10日(土・日)に開催します!

クラウドファンディングも11月15日(水)12:00からスタート。

開催まで一ヶ月を切りいよいよ実感が湧いてきました。
と言うことで今回は発起人としての想いをつらつらと綴ります。

想いを綴る前に

実はこのイベントを開催するために構想期間も合わせて1月から準備を進めています。
ずっと考え続けながらこの1年を生きてきたわけで、開催に至る経緯やこの場に対する想いをそれはそれはたくさんあります。
この想いを綴りたいとNOTEを書いては消し、書いては消しを繰り返していました。苦笑
そんなことを思っていた時に聴いた、キンコン西野さんのVoicy。
タイトルがなかなかですが、ガツンとやられました。

要約するとイベントのソースとなる人はビジョンを語り続けないといけない。そのビジョンに共感していろんな方が初めて協力してくれると。
現在僕のビジョンに共感して、15名ほどの方と一緒に準備を進めていて、今週にはクラウドファンディングもスタートさせる予定です。
本当に有難い気持ちでいっぱいです。
この場の説明も大事ですが、まずはどんな未来を感じ、描いているのか。そこから綴っていきたいと思います。

「屋久島と地球の未来会議2023」でどんなビジョンを描いているのか

5年前の息子たちから物語はスタートした

結論から言うと
「屋久島」の新たな可能性に着目し、あるいはすでにある価値を共有することによって、島という場や世代の壁を越えて青い地球の未来にコミットする個人・組織を増やしたい。競争から共創へ。青い地球を想い行動する最前線に屋久島をしたい。
そんな未来を思い描いています。
地球と人類の宝である屋久島。
世界自然遺産に登録された世界に誇る自然はもちろん、自然と人の関係性を問いながら生きていきた歴史や経済・暮らしのあり方。
そこに育まれた哲学や風土が本当の財産だと僕は感じています。
そして、世界中から屋久島に魅了され多くの方集まり、ファンになり、移住する方も多い不思議な島です。
僕の尊敬する息子が当時5歳の時にこんな言葉をプレゼントしてくれました。
「屋久島から地球が見える」
僕はこの言葉をずっと大切にしながら、屋久島でいろいろな活動をしてきました。
そして、屋久島という小さな島を超えて、世界の方々とつながりながらいろいろな活動をさせていただいてます。
屋久島と地球の未来会議にご賛同いただき、20名ほどの素敵な方々をゲストスピーカーに迎え、登壇者として一緒に場を作ってくださいます。
なんと遠くはハワイから駆けつけていただける予定です。
本当に嬉しく思っていますし、改めて屋久島の場力や希望を感じました。
僕の力不足ですこすづつしか前に進めていませんが、多くの方にこの場を作っていただきながら、12月を目指しています。

主催団体「NPO法人HUB&LABO Yakushima」の仲間たち

HUB&LABOYakushimaの愉快な頼もしい仲間たち!

2019年にNPO法人HUB&LABO Yakushimaを立ち上げ、「関係性をデザインすることで豊かさをアップデートする」をミッションに、屋久島に暮らすあらゆる人が「屋久島が大好き」と誇れるよう、環境教育や地域づくりなどの分野で日々活動しています。
いろんな人・もの・ことをつないでいくHUBでありたい。
失敗を恐れずにチャレンジしていくLABOとして場を開きたい。
そして、屋久島という小さな離島から世界へ大きなメッセージを発信していきたいとの思いが詰まっています。
自分たちのありたい姿として「屋久島に生きる子どもたちが住みたいと思う世界・屋久島を創造し、自分たちが楽しめる世界を生きることを大切な価値観として活動しています。
ただ誇れる屋久島をつくるだけでなく、住み続けたいと想える島を創造すること。
そして子どもたちに自分自身の背中で語ることが大切だと。
お膳立てされた場に子どもたちも違和感を感じるだろうし、まずは大人が楽しむ世界を体現するのが一番だろうと感じています。
屋久島の今を楽しみながら地球の未来を創造する20代から30代中心のメンバーコミュニティです。
屋久島と地球の未来会議もこのメンバー中心に事務局が運営されています。

屋久島と地球の未来会議が生まれた背景

2022年に開催した未来ミーティングのべ120名の方々と屋久島の未来について語りました!

屋久島の子どもたちに自然体験を提供する中で、「地球が無くなってしまったら、遊ぶこともできないのではないか」と不安を感じる瞬間が多々あります。
人生100年時代。子どもたちに未来を託すだけでなく、子どもたちが生きる100年先の屋久島も見据えながら今を整えていく必要性を強く感じています。
今を作り、未来へ続く世界の最先端を作っているのは、今を生きる大人。
子どもだけではありません。
大人が変わり、より良い未来に向かって今を作り続けなければ未来は変わりません。
移住者が多い屋久島。島民や移住者が切磋琢磨しながらそれぞれが持続可能な理想の暮らしを作っています。
本当に素敵な暮らしや営みがあり、屋久島の本当の価値はそこにあると思っています。
さらにより良い屋久島を目指すためには、多くの島民とコミュニティの壁を超えて、地球の未来を一緒に作り上げる必要があると僕は思っています。
そこで5年前から始めたのが屋久島未来ミーティング。
屋久島の未来を考える1日として、屋久島未来ミーティングを過去6回開催してきました。
「屋久島の未来を良くしたい」を合言葉にこれまでに約600名ほどの方にご参加いただきました。
多くの人が集まり多様な価値観が交差するミーティング。この熱量はお祭りの盛り上がりに匹敵する熱量です!
そして、世界自然遺産30年を迎える屋久島の次の一歩として、名前を改め「屋久島と地球の未来会議2023」を開催します。

もっと遠くへ、もっとつながる屋久島へ。

目指した先の絶景を目指して

これまで屋久島未来ミーティングを6回開催してきて、見えてきた屋久島の課題もあります。
今まで未来ミーティングに参加してくださった方々は、有料にしてまで開催する意味があるのかと思ってる方もいらっしゃると思います。
このまま無料のままで続けることも意味があったかもしれない、それでも有料にすることが、それ以上に今やるべき意義があると思っています。
いろんなことを考えて決断したことですが、
1つ目の理由として、屋久島が世界自然遺産登録30周年という節目の年であること。そして、地球や屋久島の未来を感じた時に本当に必要な変化を生み出す必要があると感じています。
すごく正直な話を綴ると、先月屋久島町長選がありました。
令和5年10月29日に行われた屋久島町長選挙では、現職の荒木耕治氏が4回目の当選を果たしました。現職と新人合わせて4人による立候補があり、僕自身も色々と考えることができた良い機会だと感じています。
ただ、少し結果を予想はしていたものの今回も変化を望まない民意が大きいのだなと改めて感じた瞬間でもありました。(これは個人的な感覚ですが。)
世界各地で戦争が起こり、気候変動も深刻化し、本当にこのままの屋久島と地球のあり方で良いのかと感じています。
僕の心に改めて芽生えた「今のタイミングは対話している場合じゃない。。。」
今回も対話をベースとした2日間を過ごしますが、対話の先に具体的なアクションを生み出す2日間とするため島内外の方と共に屋久島と地球の未来を語ります。
2つ目の理由として、屋久島を起点としたつながりの経済圏を創る必要があると思っています。つながりの経済とはお金だけでなく想いも集まり巡る経済です。正直な話、今まで屋久島未来ミーティングはNPOの持ち出し(手出し)で無料参加できるように運営していました。ここから生まれる様々な屋久島の未来につながるアクションや僕たち自身の仕事も生まれていたのも事実です。ただ、投資しただけのリターンはあると感じつつ、持続可能な運営方法でないこともわかっていたし、このままでは辿り着ける先の限度があるとも感じていました。
「お金は経済や想いを巡らせる血液。」僕たちの持続可能性やこれからの屋久島の持続可能性を考えた時に経済圏を作っていくことの大切さを感じています。具体的なアクションを動かすときもお金の力は本当に必要です。
この屋久島と地球の未来会議を起点に、改めて屋久島と地球につながることができるコミュニティとつながりの経済圏を作るために以下のアクションに挑戦します。

今までの屋久島未来ミーティングは、
◾️無料開催
◾️1日のみ開催
◾️参加者は基本島内の方を募集
◾️ゲストスピーカーは島内の方のみ
でした。

屋久島と地球の未来会議では、内容をさらにブラッシュアップするために
◾️つながりの経済圏を目指すクラウドファンディングを活用した有料開催
◾️屋久島のフィールドを活用したエクスカーション(現地視察)を取り入れた2日間の開催
◾️世界に希望の声を届けるために全国から参加者を募集
◾️島内のゲストスピーカー全国から集まるスペシャルスピーカーによるオープンディスカッション
◾️地球の声を感じるためのハワイからのスペシャルゲスト
◾️地球の声を表現するための「Art Earth Dialogue

を予定しています。

簡単な内容紹介

屋久島と地球の未来会議2023は
2023年12月9〜10日(土・日)の2日間。
9つのセッションを通して「青い地球と共に私たちはどう生きるのか?」をテーマとして掲げ、2日間を過ごします。
島内・島外のスペシャルなスピーカーと共に様々な観点から、これからの暮らしや社会の在り方を、この場に集うみんなで共に探求します。

【DAY1Excursion・Keynote Session「地球の声を聞く」】
Excursionでは、それぞれの登壇者が活躍する地域に赴き、地域固有の課題感や自然と共生する営み、これから取り組みたいプロジェクトなどを、身体を通して感じ、登壇者から生きた話を受け取り深めていく時間を過ごします。keynote sessionでは、改めて身体を通して感じた屋久島の地球的テーマを紐解く時間。この場で生まれた問いが、屋久島と地球の未来会議の2日間を導いていく。そんな時間を過ごします。

【DAY2Open Discussion「屋久島と青い地球の未来を感じ、希望の声を世界に届ける」】
「青い地球と共に私たちはどう生きるのか?」という問いと共に、登壇者が実現したいアイデアや、登壇者と一緒に取り組みたいことを会場の皆さんと共有する時間です。未来の良し悪しを評価し合う場ではありません。未来を堅苦しく「発表」する形式にもしません。対話を通して登壇者の想いに触れるとともに、未来に向けたつながりや営みをつくり、屋久島から青い地球と共に生きる、希望の声を届けます。

詳しくはこちらのHPから


最後に

屋久島出身として、世界自然遺産に育てられてきた30年間だと改めて感謝しています。それは、世界の人々からの想いで屋久島の豊かな自然が守られてきた歴史だと受け取ってます。だからこそ、この記念すべき年を感謝だけで終わらせずに屋久島の地から世界に希望の声を届けたいとも心のそこから想っています。
僕たちの想いに共感して、日本中、遠くはハワイからスピーカーのみなさまが集まってくださいます。本当にありがとうございます。
多くの屋久島の未来を、青い地球の未来と共に生きるみなさまに希望の声を届けるため、ご支援をよろしくお願いいたします!

屋久島と地球の未来会議発起人 福元豪士(やっくん)


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