見出し画像

ピンクレディー

と聞いてイメージするのは?

そう!かの有名な2人組のアイドルですよね?

本日ご紹介させていただくこちらは、アイドルではなく「ピンクレディー」というお名前のりんごです。

画像3

希少なので「幻のりんご」と称されることも♪

実はこのりんごにはバックグラウンドストーリーがあります。

オーストラリアの西オーストラリア州でJohn Cripps氏によって作り出された「Cripps Pink」が物語のはじまりです。Cripps氏が1973年から育種選抜を重ねた結果、「Pink Lady」が生まれました。

原木にはこんな説明文が掲げられています。

画像2

レディーウイリアムス(オーストラリア原産種)にゴールデンデリシャスが交配され、その実生から1984年に目指す個体がチョイスされました。ここまでで11年かかっています。

ちなみに「ピンクレディ」とは、生みの親であるJohn Cripps氏のお好きなカクテルの名前だとか?

詳細はこちらをご覧ください。

日本では、生産者である中村隆宣さんが2006年にライセンスを取得し、有志に呼び掛けたところから生産が始まりました。

日本国内生産者はわずか36名(うち27名が長野県)、定植本数6、630本のみというブランドりんごです。厳しい基準も定められています。

最初に作り出されてから日本での生産が始まるまで、実に33年の歳月が費やされています。新しい品種を作り出し普及するまでに、なんと多くの時間と人間が関わっていることか。もう感嘆句しかありません。

切ってみるとしっかり身がしまっていて野性味のある味でした。

紅玉っぽい感じですが、甘味もしっかりあります(糖度15度以上)。煮崩れせず、長期保存可能なのもありがたい特長ですね。

その愛らしい姿を眺めていたら、これが作りたくなりました。

しずかさんのケーキレシピ、前々から気になっていたのです。

なんと!ケイチェルおじさんは紅茶風味で!ケイチェルおじさんもマメにお料理をされる方です。ケイチェルレシピは、そのまんま我が家の食卓に登場することもある超ありがたいnoterさんです。

わたしはタルトにしてみました。

ドイツ語だとApfelkuchen mit Streuselだそうです。

アップルクランブルのケーキorタルト版ですね。

画像3

切り分けた写真を撮る暇もなく完売!

いえ、売ってませんが。

レシピは以下になります。

タルト生地

バター112g

素製糖44g

全卵 1個

薄力粉 170g

ここからはしずかさんのレシピです。

フィリング
リンゴ ピンクレディー5個
シナモンパウダー 適量
レモン汁 小さじ1

シュトロイゼル
バター 100g(室温に戻しておく)
砂糖 60g
バニラエッセンス 3滴
薄力粉 200g
塩 ひとつまみ

子どもにLINEで画像を送ったら

「ドイツのケーキ美味しいよね♪」

「画像だけでごめんね?」

「いいよ、レシピありがとう😊」

「うん、頑張って作ってね!!」

子どもが送ってきたドイツのリンゴたちの写真。ハンブルク市内にはこういう小さなマーケットがあちこちにあるそうです。

画像4

彼女はロックダウン下のハンブルクで学生生活を送っています。ドイツのロックダウンはかなり厳しく、もちろん授業もリモートですし、外に出るのは買い物くらいだそうです。

近ければ届けてやれますが、ドイツではそうもいきません。

私はこのApfelkuchen mit Streuselを子どもに食べさせてやりたくて作ったのかもしれませんね。

そろそろりんごも終わりですが、楽天市場にはまだありました!

(3月10日現在)

楽天市場

以上、ピンクレディーはおいしいというお話でした。

その他のおいしい記事はこちらから♪


この記事が参加している募集

スキしてみて

至福のスイーツ

サポートありがとうございます(T T)noteのみなさんや自分のために使わせていただきます。