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「感動の積み重ねが、私をヤマチクに導いた」。新人・山田が目指す、これからの「拝啓」

はじめまして! ヤマチクの山田真莉奈です。熊本・南関町のお箸メーカーであるヤマチクが、今年の11月11日にオープンするファクトリーショップ「拝啓」。私はそのスタッフとして、新しく7月に採用されました。

トマトとアイスクリームが好物です。トマトは、野菜嫌いだった小さい頃から毎日のように食べて育ってきました。

お仕事がお休みのときには、神社めぐりを楽しんでいます。散歩と写真を撮ることも好きです。下の写真は、玉名の疋野(ひきの)神社の写真です。

熊本県内にはほかに、南関町の大津山阿蘇神社、阿蘇の国造(こくぞう)神社などもあり、特に国造神社は緑豊かでとても好きな場所なので、ぜひみなさんにも訪れてみていただきたいです。

2月に疋野神社で撮りました。

出身は、南関町のお隣の大牟田市ですが、お米も水もおいしくて、自然が豊かな南関町がとても好きです。

今回は、私がなぜ「拝啓」で働きたいと思ったのか、これから「拝啓」をどんなお店にしたいと考えているのかお話しします。

ヤマチクを知れば知るほど、感動が深くなる

ヤマチクは、2023年5月に「拝啓」のスタッフの求人記事を公開していました。その求人に私が応募したのは、6月のことです。

お箸を新調するために、第二工場内にあるショップにお箸を買いに行ったことが、きっかけになりました。

第二工場内のショップ。

私はその頃、ヤマチクという会社があることを知ってはいたものの、そのお箸を使ったことはありませんでした。

せっかく地元にあるのだから、と思い立って訪れたショップでは、社長が対応してくれました。

お箸のこと、会社のこと、たくさん教えてもらいました。「すべて手作業で、ていねいに作っているんだ」と感動しました。

作業をしている、松原です。

さらにその時、社長から求人があることを教えてもらいました。

「今『拝啓』というショップの立ち上げで、求人してるよ」

カフェやカラオケ店で働いて接客が好きだった私は、家に帰ってすぐに求人の記事も読みました。

でも読み進め、「拝啓」というお店を作るしっかりとした思いがあることを知って、「これは生半可な気持ちで応募してはいけないな……」と感じたんです。

「もっと知ろう」

そう考えて、noteの他の記事も読むことにしました。

デザインコンテストの記事や、専務の山崎の記事など、note全部に目を通し、お箸がイチから作られていることや、デザインはすべて自社で考えていることに驚きました。

もっと驚いたのが、専務・山崎の考えです。

販売を考えると売上に目が行ってしまうなかで、従業員の子どものことや、切子さんの生活のこと、ものづくり産業の全体のことまで考えている人がいるのだと、感動しました。

切子さん。

応募するときには、「入社できたら『拝啓』を立ち上げる気持ちに見合った覚悟をしっかり持とう」という決意と、「こんなすごい人のもとで働けたらもっと自分自身も成長できるのではないか」という期待が心のなかにありました。

面接の連絡があって、その後採用されるまでは1週間。本当にドキドキして、採用通知が届いたときは嬉しすぎて、涙が出てきたほどです。

入社して2か月、経験をたくさん積んでいます

入社してからこれまでの約2か月の間、接客の経験を積み、お箸について知り、コーヒーを淹れる練習のほか、お店で提供するコーヒー豆を見つけるなど、開店に向けて準備を進めています。

接客面では、ヤマチクのイベント出展に同行して直接お客様と接しています。

7月15〜16日に開催された「PASS THE BATON MARKET」(東京都品川区)、8月26〜27日の「千年未来工藝祭」(福井県越前市)、さらに8月頭の「START CAMP 2023」に参加しました。

STORESの田中さんと。9月6日〜8日の「大日本市」に出展した際に来場してくださいました。

前職で接客の経験はあったものの、初めて出展に同行したときは、「ついていけるかな…」と不安と緊張でいっぱい。実際にお客様に接すると、その不安は現実のものとなりました。

商品の知識はしっかり学んだはずなのに、その良さや魅力を言葉にしてお客様に伝えるのが本当に難しい。

今まで経験した接客と全く違うと痛感しました。

「お客様が商品を選ぶお手伝いをする」という事を忘れず、お客様の反応を見ながら簡潔に魅力や凄さをお伝えする事が、今の私の課題だと思っています。

私のそばには、頼りになる専務と吉田がいるので、お手本にしながらどんどん成長していきたいです。

左が私、右が先輩の吉田さん。

お箸について知るために、工場での作業を見学したり、実際に自分で削り加工を体験しています。

工場見学をされた方はわかると思いますが、職人さんが簡単そうにやっていても、実際にやってみると本当にうまくいかないんです。

スス竹丸箸の頭(持ち手側の先の部分)や、エレガント箸のくびれた部分を削ると、どうしても均等にきれいに削ることができません。職人さんはぱぱっと仕上げてしまう。まさに神業です。

「拝啓」では、ヤマチクのお箸で食事や料理をするのが楽しくなること、贈りものにも胸を張っておすすめできる、素敵で「いいもの」だということを、どんどんお客様に伝えていきたいです。

これまでに体験してきたことは、全てSNSで投稿しています。

まさか自分が全面に出て拝啓やヤマチクの紹介をするとは夢にも思っていなかったんですが、実際にやっているとたくさんの応援をいただきます。

「応援してます」

「拝啓がオープンしたら行ってみたいです」

「お箸、買ってみたいです」

こんなお声がけからは、たくさんの力をいただいています。

コーヒー豆の仕入れには、大牟田市の「自家焙煎珈琲専門店こうひいや」というお店を見つけました。経営者に想いをたくさん伺って「ぜひ、ここから仕入れたい」と思った、生産者の顔が見えるすてきなお店です。

拝啓がオープンするのがとても楽しみです。オープンしたらさらに忙しくなりますが、SNSでは引き続き、私ならではの視点から、拝啓について発信していきたいなと思います。

オープン後は、地元に愛される「拝啓」に

「拝啓」のスタッフとしての目標は、まずは地元にきちんと愛されるお店にすることです。

「拝啓」はいいものや職人さんと出会える場所なので、地域や全国のさまざまな所から来られる方にとっても、人とものがつながる場所にしたいです。
お子様連れでも来やすく、楽しめる、地域の方にとって憩いの場所の様な所にできたらと思います。

これから、5年、10年が経ったときには、憧れの場所になっていたら嬉しいです。

「『拝啓』で働いてるの? 素敵だね、私も働いてみたい」

「あの『拝啓』でしょう、行ってみたい」

そんなふうに言われるようになって、たくさんの人が南関町を訪れ、町の良さや魅力を知ってもらい、賑わいをつくれればと思います。

「山田さんに会いに来ました」と言ってもらえるくらいに成長して、お箸やコーヒーを選ぶお客様に寄り添えるように、これからもがんばりますので、みなさま、応援よろしくお願いします!

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#ヤマチク

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「拝啓」のInstagramアカウントも開設しました。

竹のお箸の色や形、作り手である社員の様子やイベント情報、「拝啓」の進捗についてなどを発信しています。よかったら、のぞいてみてください。フォローいただけるとうれしいです。


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