ブックカバー

「ブックカバーはおつけになられますか?」
2冊購入したうち哲学書のみにつけてもらいました。朝井リョウの新作にはつけませんでした。

本屋の名前が書いてたり、無地だったり、茶紙やケント紙でできたあれです。
電車の座席の向かいの相手が何を読んでいるか謎にするやつです。

ブックカバーとは不思議なものです。
元来ほとんどの本にはハードカバーの表紙(厚紙だったりする分厚い部分)にカバー(売り場にある状態のときの取り外しのきくツルっとした表紙)がされてます。
カバーにカバーをかけるわけですね。
カレーにソースかけるわけです。

このメリットとは何でしょうか。

・メリット①汚れない。
通勤で読む場合など数日かかるわけで、その間、書類や手帳に擦れて劣化する心配がなくなります。お弁当の汁が少々かかっても大丈夫。

・メリット②趣味がバレない
まさしく電車で読んでいるものがバレないわけです。『家庭と愛人との両立』なんて本もカバーがあれば堂々と読めるわけです。

・メリット③統一感
本棚にそのままなおす方は、統一感がでますね。

・メリット④学校で漫画が読める
『それ行け!稲中卓球部』にブックカバーをすれば、あら不思議、先生からは教科書に見えます!私みたいに電車で堂々とTUTAYAで借りた『斉木楠雄の災難』を読んでて大学生カップルにディスられる心配もいりません。

ではデメリットは何でしょうか。

・デメリット
コストでしょう。通常ハードカバーにはデザインが施されているにも関わらず、ツルっとした良さげな紙にデザインなり写真家の装丁がさらに施されたカバーがなされ、我々の購買意欲を掻き立てているわけです。
ブックカバーはそんな魅惑の容姿を隠すわけです。

じゃーハードカバーだけでいいんじゃない。
ツルっとしたカバーいらないよ。
むしろハードカバーのデザインもいらないよ。
いらないから100円でも安く私に家庭と愛人を両立する極意を伝授して!
と思うわけです。

再生紙とは言え、無い方が自然環境の保護にも貢献できそうですよね。

皆さまはどうされてますか?

#本 #雑記 #ブックカバー


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