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仕事を楽しむヒントはゲームにあり

「仕事を楽しみたい」
「やりたいことをやりたい」

皆が心のどこかでそう願いつつ、そうではない自分に直面する事が多いはずだ。私もその一人だ。学生の頃はもっと楽しかった気がする。部活、サークルに学園祭。夢中になって楽しめていた時間が多かった。

現在30歳、社会人7年目。仕事の時間が今の生活の大半を占める。仕事は楽しくない。

一方、SNSを開けば、同級生が会社を辞めて起業したり、キラキラ楽しそうに働く写真で溢れている。

「仕事を楽しむには?」
「やりたいことをやるには?」

本を読んでも人と話しても、長年答えは出なかった。

そんな私の悩みを一発で解決してくれた本がある。

『転職の思考法』




結論はこうだ。

「やりたいことなんて必要ない」
「仕事は楽しいかどうかのヒントはゲームにある」


目次
①そもそもやりたいことなんて必要ない
②99%の人は仕事をゲームととらえるべき
③仕事をゲームととらえるとは?
④やりたいことなんて必要なかった


①そもそもやりたいことなんて必要ない

人間の99%はどうしてもやりたいことなどない。人間には2種類いる。 

・ t o d o (コト )に重きをおく人間 … …何をするのか 、で物事を考える 。明確な夢や目標を持っている
・ b e i n g (状態 )に重きをおく人間 … …どんな人でありたいか 、どんな状態でありたいかを重視する

本書で主人公がコンサルタントである黒岩にこういわれる。

「9 9 %の人間が君と同じ 、 b e i n g型なんだ 。そして 、 9 9 %の人間は 『心からやりたいこと 』という幻想を探し求めて 、彷徨うことが多い 。なぜなら 、世の中に溢れている成功哲学は 、たった 1 %しかいない t o d o型の人間が書いたものだからな 。彼らは言う 。心からやりたいことを持てと 。だが 、両者は成功するための方法論が違う 。だから参考にしても 、彷徨うだけだ 」


人間の99%はどうしてもやりたいことのないことを悩む。
  
まさに私のことを言われた気がした。確かに実生活で回りも見まわしてみると、どうしてもやりたいことを持っている人はほとんどいない。

楽しそうに仕事をしている人はいるけれど、彼らがその仕事をどうしてもやりたいこととしてやっているとは見えなかった。

我々はホリエモンや一部の成功者(to do型)の成功哲学本を読みすぎているのかもしれない。

②99%の人は仕事をゲームととらえるべき

99%の b e i n g (状態 )に重きをおく人間は仕事=ゲームととらえるべき。ゲームは、人間を楽しませるために作られたもの。

ゲームはクリアの達成感よりもその過程が楽しい。いわばゲームをやっている状態が楽しいのだ。ゲーム=仕事が楽しいかどうかを決める要素は以下2点。

●自分の状態:主人公は適切な強さか。主人公は信頼できるか。
ゲームにおいて、主人公があまりに弱く敵に勝てないとゲームはつまらない。また主人公自体を好きにななければ何をしてもそもそも楽しくない。

仕事も全く同じことが言える。仕事で言う強さはマーケットバリュー。マーケットバリューを高めることが強さを高めること。
自分を好きになれるかは自分への信頼。自分に嘘をつかなくてよいかだ

●環境の状態:緊張と緩和のバランスは心地よい状態か。
ゲームおいてに弱い敵だけでは飽きる。強い敵だけでは疲労する。

仕事で言えば、簡単な仕事だけではつまらないし、難易度の高い仕事ばかりではつぶれてしまう。

この緊張と緩和のバランスこそが仕事の面白さを決める。できそうでできないラインが一番いい。

元会社員でフリーランスのくそゲスブロガーのあんちゃさんも同様のことをブログで書いている。

③仕事をゲームととらえるとは

仕事=ゲームと考えてていると興味深い一冊に出会った。

『人生ドラクエ化マニュアル』 




元ゲーム好きのエニックス社員が自分の人生をドラクエ化するマニュアルだ。この本は仕事をゲームするのに参考になる。

人生にゲームの三大要素である、『目的・ルール・敵』を代入するとゲーム化は完成だ。

例えば営業の私の場合でいうと、


目的  営業成績を上げる
ルール お客様に買ってもらうには、価格以上の提案をすること、信頼を勝ち取ることが大切
敵   買わないお客様、同業他社


このように自分の仕事に当てはめて代入するとゲーム感覚で仕事に向き合える。


④やりたいことなんて必要なかった

やりたいことに縛られていた人生だったけど、そもそもやりたいことは必要なかった。ただゲームをクリアするように仕事をとらえて頑張ることが大切だった。


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