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結成!

中学時代は小児喘息の治療も兼ねて陸上部に所属し、高校・大学時代はずっと
硬式テニスをやっていました。
とくに、高校時代は「山奥にポツンと建つ男子校で、女子との交流も皆無」というサッドな環境だったため、しかたないからテニスに没頭するしかなく、そのおかげなのか…けっこうなレベルまで
到達することができました。
野球は小学生のとき1年くらいリトルリーグに所属していただけで、しかも補欠だったので試合には一度も出たことがなく、技術面だけで言えば…今でも野球よりテニスのほうが断然上手いと思います。

身体が覚えているのか半年ぶりとかでも
それなりに動けます。

しかし、熱量の面では圧倒的に野球が上! 現在は2チームに所属し、平均すると年間80試合──下手すりゃプロの2軍並みの試合数をこなしております。

なぜ「テニス」ではなく「野球」なのか? 理由は、

「テニスは勝ってもうれしいのは自分一人だけ
(※ダブルスでもペアと二人だけ)。
対して、野球は勝てばいくら自分が活躍できなくても
メンバー全員とうれしさを分かち合える」

…コレに尽きるでしょう。

陸上・テニス…と、本格的な団体競技──「チームプレイ」に接したことのなかったぼくにとって、そのエクスタシズムはなによりも得がたい、
まさに未知なる感覚でありました。
だから、今さら…たとえば「ゴルフ」をはじめる気はまったくありません。この年齢になって新しい個人競技へと中途半端に手を出すくらいなら、
もっと野球が上手になりたいです。

2024年で20周年を迎える一つの草野球チーム『三茶阪神タイガース』は…飲み仲間であった熱烈な阪神ファン4人で結成されました。最初は、

「タイガースとそっくりの
ユニフォームを着てみたいな」

…といった、言うなれば軽いミーハーチックな「コスプレ気分」でしかありませんでした。
コスプレだけに(笑)、ユニフォームは細部にまで(タイガースのユニフォームに似せることへと)とことんこだわったとても立派な出来栄えで(※費用も通常のユニフォーム代の倍近くかかったと記憶します)、当時はホーム用・アウエー用の2種類がありました。(※ホームグラウンドは世田谷公園の野球場でした)
ところが、ユニフォームとグローブやバットを揃え、メンバーが二人・三人…と増えはじめ…なかには甲子園出場経験があるレベチな逸材も混じりだし…それなりの強豪チームともそれなりに拮抗した試合をこなせるようになって…次第にぼくらは草野球へと
のめり込んでいったのです。

もちろん、この20年間──

「たかが草野球」

…とはいえ、「野球好き」という共通点しかない大のアダルトたちが寄せ集められた、特殊な集団ならではのちょっとしたトラブルもありました。しかし、

「されど草野球」

──そんな紆余曲折の数々が…ぼくらの「人としての成長」を促してきたのもまたたしかであり、
ここではその「数々」を紹介することによって、
少しでも「草野球の魅力」を皆さまに
(無理やり?)知ってもらいたいのです。

こんなにまでも熱く主張しても、1ミリたりと興味を示せないアナタは…
どうか躊躇なく読み飛ばしてくださいm(__)m


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