歴史上の事実は、人間の本質を考えさせます。
ギリシャ時代のスパルタでは、軍事に特化した国がありました。
赤ちゃんの時に、戦士になれるかどうか選別されます。
7歳から軍事訓練が始まり、30歳まで家庭を持てません。
1週間山に放たれ、布一枚だけ与えられ、家もベッドもなく、食料も充分与えられません。
通過儀礼として奴隷を殺します。
病気になるとスパルタ市民ではなくなります。
戦争に行けば重装歩兵として一糸乱れずに戦い、勝つか死ぬかの2択です。
傷だらけになって死ぬと、戦士として最高の栄誉とされます。
60歳まで生き抜くと終身雇用で指導者になるという説もあります。
女性も体を鍛えます。
強い子どもを産むためです。
国全体が軍事に特化しているので、価値観が形作られます。
今から考えれば野蛮ですが、社会規範は年代ごとに変わっていきます。
もしかすると、現代人も1000年後には野蛮な民族になるかも知れません。
「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。