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デフォルト設定で性能を判断されてしまう デファクトスタンダード

 appleの端末が、日本人に受けいれられているのは、デフォルト設定にこだわった結果です。
 AndroidをAppleと比べて性能が劣ることはありません。
 欧米ではAndroidが人気ですし。
 ソフトウエアの重要性にいち早く気づき実践したのはAppleでした。
 先にアイデアを出せば、後発の製品は模造品になり下がります。
 日本人は、模倣に対して極端な思想を持っていると言われています。
 アイデアは知的財産ですから、保護すべきですが境界線があいまいです。
 著作権法で保護されるようになったのは「境界線を明確にする」ためなのです。
 デフォルト設定を親切にするのは、購入したユーザーが何もせずに長年使うことを想定するからです。
 実際プロパティや設定をまったく触らずに使う人が多いです。
 そして「さすがAppleだ。痒い所に手が届く」となるわけです。
 デファクトスタンダード(事実上の標準)になった製品は、落ちぶれることはなくなります。
 たとえ性能が劣っていても、長い間優遇されるのです。
 日本市場の原理を考えれば、商品のデフォルト設定はとても重要です。


「利益」をもたらすコンテンツは、すぐに廃れます。 不況、インフレ、円安などの経済不安から、短期的な利益を求める風潮があっても、真実は変わりません。 人の心を動かすのは「物語」以外にありません。 心を打つ物語を発信する。 時代が求めるのは、イノベーティブなブレークスルーです。